11月23日夜10時過ぎ、政府は岸田首相が住居としている東京都永田町の首相公邸に不具合が出たたため急遽近くの都内ホテルに宿泊すると発表しました。「公邸の不具合」とはどんな理由でしょうか？具体的なトラブルの中身は安全上の理由から説明できないとしていますしたが複数の政府関係者によりますと公邸内の居住スペースで発生した「水漏れ」が原因だったということでトイレやお風呂が使えず、一晩だけザ・キャピトルホテル東急に宿泊したそうです。
首相は11月23日午後村井英樹官房副長官らと公邸で24日の衆院予算委員会対応などを巡り打ち合わせたのち皇居で新嘗祭神嘉殿の儀に参列後、午後8時に公邸に戻った。その約1時間半後にホテルに移動したそうです
午前10時現在、公邸。朝の来客なし。
午前中は来客なく、公邸で過ごす。
午後1時53分から同4時まで、村井英樹官房副長官。
午後5時9分、公邸発。同17分、皇居着。帰国の記帳。新嘗祭神嘉殿の儀に参列。
午後7時51分、皇居発。同8時、公邸着。
午後9時38分、公邸発。同40分東京永田町のザ・キャピトルホテル東急着。宿泊。
午後10時30分現在、宿泊先のザ・キャピトルホテル東急。来客なし。（了）。
首相が急きょ夜間に移動し、ホテルに泊まるのは極めて異例だそうです。首相周辺によると、「公邸の不具合」が理由で具体的なトラブルの中身は安全上の理由から説明できないとしているそうです。公邸の不具合を発表してしまうと安全が担保されなくなるということは、防犯上、セキリュティー上の不具合であると想定されます。
報道によると、不具合は「電気系統」や「空調設備」など公邸の生活に直結する設備が関係している可能性があるとのことです。また不具合が安全上の懸念につながる可能性があることから首相の安全確保のためにホテルへの宿泊を決めたとみられています。なお、首相が宿泊したホテルは、首相官邸から徒歩圏内の「ザ・キャピトルホテル東急」ではないかとみられています。
首相公邸は東京都永田町に位置する鉄筋コンクリート造4階建ての建物です。敷地面積は約7,000平方メートルで、総工費は約200億円とされています。首相公邸は、1993年に当時の宮澤喜一首相の就任に伴い、新築されました。
首相が公邸を離れてホテルに宿泊するのは、極めて異例のことです。首相公邸は、首相の安全とプライバシーを守るための重要な施設であるため、不具合の原因や今後の対応が注目されます。
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