レンタカー回送で注意しなくていけないことは安全に車を回送することです。無事納車が出来て、ひと安心と思いきや後から納車先からクレームが入るケースがあるようです。場合によっては重大クレームに発展する場合もあります。今日はそんなよくある事例について書いてみたいとおもいます
引取時のクレーム
- 身だしなみ・制服・回送員証の未装着
- お客様窓口混雑時の割り込み対応
- 車両チェック時の場所や騒音(アイドリング音)
回送中のクレーム
- あおり運転
- 速度超過 自動速度取締機での対応
- 店舗駐車場での仮眠や長時間のアイドリングによる騒音(近隣クレーム)
納車後のクレーム
- 駐車場所間違え
- 満タン納車忘れ
- 鍵の持ち帰り
- 車内の異臭
- ゴミの置忘れ
- 窓の閉め忘れ
レンタカー引取時の注意点
レンタカー会社の窓口の方は窓口に来た方がお客様なのか回送員なのかわかりません。 そのため店舗対応時に回送員証と制服を義務付けられている場合もあります。 制服といってもジャンバーやジャケットのようにすぐに羽織れるタイプの物が多いです。回送員証は首からぶら下げるタイプです。入店前、または最寄りの駅で身だしなみを整えてから訪問しましょう。また夏場など汗の匂いや体臭など自分では気が付きにくい物ですが店舗に入った瞬間異臭がしないよう、携帯用の汗拭きタオルなどを使用しましょう。
開店直後や夕方など窓口が混雑する時間に訪問する場合はお客様を優先にして、対応の切れ間を待ちましょう。この場合制服を着ていると親切な店舗の場合、すぐに対応してくれる場合があります。また店舗敷地内に引取車両がありその場で車両チェックをする場合は他の車両の往来やお客様の迷惑にならない場所でチェックをしましょう。近くにスタッフがいる場合は「ここでチェックさせていただいて大丈夫ですか」と確認すると安心してチェックができます。
また駐車場が店舗から離れている場合でも近隣に住居などが隣接している場合にルート検索や休憩などで長時間のアイドリングなどで近隣クレームに発展する場合がありますので充分注意しましょう
回送中の注意点
回送中は誰も見てないので安心と思いきや思わぬトラブルに発展するケースがあります。特に最近ではあおり運転にたいする厳罰化が強化された為、ひょっとしたことで110番通報を受けるケースが増えてきます。車両番号からすぐにレンタカー会社に連絡が入るので大変迷惑がかかる場合があります。また速度超過など自動取締機の場合もレンタカー会社へ通知が届くので充分注意が必要です。気になる方は下記の記事も併せてぜひごらんください
納車後のクレーム
レンタカー納車後のクレームでよくあるのは駐車場間違えと鍵の持ち帰りです。店舗以外の離れた別枠の駐車場に止めるよう指示された場合、ほかの契約者さんの場所にとめたり他のレンタカー会社さんの駐車場に止めると大きなクレームに発展するケースがあります。また鍵などを持ち帰ってしまった場合はまたその店舗まで戻らなくてはいけません。戻りの交通費等はもちろん自己負担になりますし、次工程の引き取りが遅れることによってまた別のクレームに発展するケースもあります。また窓の閉め忘れで社内が水浸しになってしまい損害請求を受けるケースもありますので必ずチェックするようにします。また納車時に直接スタッフからクレームを受けたときは必ず本部に報告してください
まとめ
回送ドライバーは自由で気ままに働けますがその分責任も発生します。上記に書いたクレームは交通事故と違いすべて自己過失によるもので意識していれば防げます。筆者も現在までノークレームで業務を続けているのも先駆者の失敗を無駄にせず自分の失敗と思い気を付けているからです。今回は細かいところまで厳しく書きましたがルールを守っていれば100%大丈夫です。快適なただ旅ライフをお楽しみください
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