レンタカー運転中に突然車が故障してしまったらどうしたらよいのでしょうか?今回はそんなトラブル時の対応について書いてみたいとおもいます。
レンタカー回送中によくあるトラブルナンバー1は、やはりバッテリー上がりです。特に冬場の夜間の回送時は外気温も下がり休憩後にエンジンが始動しないということが起こることが十分想定されます。そんな時でも慌てず対応できるように、是非こちらの記事をごらんください!
バッテリー上がりの原因
- ライトの消し忘れ
- 外気温が低い
- バッテリーの老朽
- 夜間や短い距離しか使用しない
- 長期間エンジンをかけていない
- Vベルトのゆるみや消耗
まず確認することはエンジンスタート時にセルモーターの音がするかどうか確認します。通常時のエンジン始動時音は「きききき~ぶぅおん~」とエンジンが始動します。
この「きききき」という音がエンジンを始動させるためのセルモーターが作動している音です。この音がまったくしなかったり「きぃ~ きぃ~ 」と遅かったり「きぃ~ カチカチカチカチ」といった場合はバッテリー上がりが疑われます。
まったく音がしない場合はギアがP(パーキングレンジ)になっていない可能性はあります。シフトレバーを少し動かしてみて再度エンジンをかけてみてください。音が遅かった場合は無理に何度もやらずライトやエアコンなどのスイッチを切って2~3分後に軽くアクセルペダルを2回踏んでからエンジンをかけると始動する場合があります。
バッテリーは寒さに弱いので外気温が低いとエンジンが始動しない場合がありますがそのまま昼間になって気温があがると正常に動く場合もあります。早朝で急ぎでない場合は時間をおいてみるのも1つの方法ですが熱いお湯をかけることで瞬時に復活する場合もあります。サービスエリアならお湯(お茶)を無料で飲める場所もあるのでそこからいただくか、近くの自動販売機で熱いお茶などを買ってかけてみるのも1つの方法です。筆者も500mlのお茶2本で復活した経験があります。
エンジンがどうしても始動しない場合は近くに止まってる方に「バッテリーケーブル」を持っている方がいないか探してみます。またケーブルが無くても同系の車種ならエンジンを始動した状態でバッテリーを外して上がった車両に取り付け、始動後に元に戻すという方法でも助けていただくことも可能ですが、交換時のトラブルなどで新たな問題に発展する可能性もありますので知識がない方にはお勧めできません。
※エンジンを始動したままバッテリーをはずしてもエンジンは止まりません。ただ外したバッテリー端子のプラス側が車両の金属部分に触れるとショート(火花が飛ぶ)しますのでプラス側端子はカバーをして絶対に他の場所に触れないようにしてください
バッテリー上がり以外にもガス欠やタイヤのパンク、鍵の閉じ込めや雪道でのスタックや脱輪など車で移動する以上充分注意をしていても、いつ襲い掛かってくるかわかりません。上記のトラブルで発生した経費は原則すべてドライバー負担になります。そんなときに安心なのは会員制のロードサービスです。24時間対応で日本全国どこでもプロのスタッフが駆け付けてくれます。年会費は4000円(月割り計算333円)で昼間ならほぼ無料で対応してくれます
バッテリー上がり(昼間一般道でのケーブルでの接続無料)
タイヤパンク(夜間一般道でのスペアタイヤとの交換無料)
キーの閉じ込め(夜間一般道でのドアの開放無料)
燃料切れガス欠(昼間高速道路上での給油・ガソリン代実費のみ)
故障時の牽引(昼間一般道15キロまで無料)
脱輪時の引き出し(一般道でのタイヤ1本が脱輪した場合の引き上げ無料)
豪雨時、雪道でのスタック(昼間30分以内の作業は無料)
異臭・異音時(昼間一般道 点検作業無料)
年間4000円で通常なら1万円以上かかる作業がすべて無料で対応してくれます。
このようなトラブルは回送時には繰り返し起こる可能性が非常に高いので是非加入されることをおすすめします。
これで安心して回送ができます。