レンタカーを回送するうえで1番重要になるのは決められた時間内に安全に届けることです。回送する車両の大半は次の予約が入っていることが多いので遅れたり事故を起こしてしまうと双方に大きな損害が発生してしまうからです。また事故の度合いによってはドライバーにも大きな負担が発生する場合もあります。これから回送のお仕事を始めてみたい方はこの記事は必ずよく読んで安全な回送を心がけてください
レンタカー回送で注意する点はいくつかあります!
- 引取時の車両チェック(引取りのサインをもらう前に必ず車両の傷チェック)
- スタッフがお客様対応をしている時に割り込まない(クレーム発生)
- 決められた納期までに回送する(遅れる場合は必ず連絡をする)
- 交通違反をおこさな(罰金や原点はドライバー負担)
- 交通事故を起こさない(状況によっては負担金が発生する)
- 納車先を間違えない(駐車場所など指定がある場合があります)
- 鍵の持ち帰りに注意する(重大クレームになる場合があります)
- 車内に匂いを残さない!喫煙や飲食は禁止(飲み物はOK)
注意するポイントは冒頭でもお書きしたように決められた時間内に安全に回送することです。1つ1つの回送案件には必ず納期があります。期限がタイトな物もあればかなり余裕がある案件もあります。回送案件の依頼があったら必ずアプリなどのカーナビを使って目的地までの時間、天候も同時にチェックするようにしましょう。冬季など通行止めの場合もあります。また天候悪化時は通常の1.5倍くらいは余裕を持つように計画をたてます。必ず休憩時間も計算にいれましょう。どうしても時間内に間に合わなそうな案件は理由を添えて断り次の案件を待ちましょう。また高速道路使用を条件に交渉すると時間的に余裕ができます。
また回送前に必ず車両の傷チェックに時間をかけましょう。傷が付きやすいポイントがありますので最低2周は車の周りをまわってチェックします。夜間は特に懐中電灯を使って確認してください。チェックを怠ると納車時に指摘された場合にドライバー責任になる場合があります。運転以上の注意をしてチェックをしてください。
回送中の違反や取り締まりはすべてドライバーの責任になります。その場で切符を切られて期限内に反則金を納めれば特に報告義務やペナルティーはありません。ただし自動速度取り締まり機(オービス)に写された可能性がある場合は必ず報告をしましょう。自動速度取り締まり機の場合は撮影された写真の車両番号から所有者へ出頭の通知が送られるためレンタカー会社に多大な迷惑がかかってしまうからです。何よりも常に安全運転を心がけることが重要です。
次回は回送前の傷チェックでの注意点を書いてみたいとおもいます