2024年1月13日14日で約51万人が出願した大学入学共通テストが全国679会場で実施されます。ネット上では「痴漢チャンスデー」「痴漢祭り」「痴漢し放題」などというキーワードが多くみられ東京都交通局と警視庁は受験生を狙う痴漢の撲滅を呼びかけています。なぜ大学入学共通テストで痴漢警戒なのでしょうか?理由はなんでしょうか
理由は試験に遅刻できず、通報もしづらいという受験生の心理につけ込んだもので今年に入ってからも「痴漢チャンスデー」といった書き込みが目立っているそうです。大学入学共通テストの実施主体の大学入試センターは、新型コロナウイルスへの対応にとどまらず、問題流出や刺傷事件の再発防止にも神経をとがらせています。昨年はインターネット上に、痴漢をあおったり、予告したりするような悪質な書き込みも相次ぎました。
昨年の共通テストの初日、「#痴漢祭り」というワードがSNSのツイッターでトレンド入りしました。「共通テスト痴漢祭り」などと受験生を標的にした痴漢を呼びかける書き込みが相次いだからだそうです。理由は試験に遅刻できず、通報もしづらいという受験生の心理につけ込んだもので今年に入ってからも「痴漢チャンスデー」といった書き込みが目立っているそうです。
警察や鉄道事業者は対策に乗り出して東京都交通局は受験シーズンの3月10日まで都営地下鉄の車内や駅で警戒を強化し車内の液晶モニターでは痴漢撲滅を啓発する動画を流しているそうです。警視庁も1月15日まで各署員が管内の主要駅に立ってパトロールし各地の警察もテストに合わせ警戒を強めています。
痴漢から身を守るための方法
警視庁生活安全総務課によると混雑した車両の利用や車両の隅など逃げ場のない場所に立つことはできるだけ避け女性専用車両があるときは利用する。被害に遭っても、怖くて声が出せない場合は、警視庁の公式防犯アプリ「Digi Police(デジポリス)」の利用するよう呼びかけています。
スマートフォンにダウンロードしたアプリのボタンを押すと「やめてください」と音声が流れ画面に「ちかんされていませんか?」と表示される機能もあり周りの乗客が助けを申し出ることもできるそうです。アプリは誰でも利用できます
テスト当日は鉄道などを巡回する職員を昨年より増やし路線バスなどにもは警戒を呼びかけるていす。痴漢行為を犯罪です。痴漢は一般的に「6か月以下の懲役または50万円以下の罰金」ですが常習と判断された場合は「1年以下の懲役または100万以下の罰金」という罰則があり、検挙率も高い犯罪です。絶対にやめましょう
大学入試センター試験場に向かう途中の事故などやむを得ない理由でテストを受けられなかった受験生のために、追試験(1月28、29日)を設けています。痴漢についても警察の事情聴取など客観的に被害を証明できるなどすれば、追試験の対象になる可能性がりますので担当者は「もし痴漢に遭ったら、泣き寝入りせず、受験票に記されている「問い合わせ大学」に連絡するようにとのことです
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