警察庁は2026年から自転車の交通違反に対し16歳以上を対象に反則金を科す、「青切符」を導入する方針を固めました。具体的には信号無視や右側通行などの通行区分違反、携帯電話使用、徐行しない補導通行などの違反者を対象に指導・警告した上で従わない場合などに交付するとしています。反則金はいくらでしょうか
2026年から導入される自転車の交通違反に対する反則金はまだ正式に決定されていません。しかし警察庁は、自動車の交通違反の反則金と同程度の金額を検討しているとしています。自動車の交通違反の反則金は、違反の種類や違反の状況によって異なります。例えば、信号無視の反則金は、普通車で1万円から3万円、軽自動車で6千円から1万8千円です。このことから、自転車の交通違反の反則金も、信号無視で1万円から3万円程度、携帯電話使用で6千円から1万8千円程度になるのではないかと予想されます。
ただし、自転車は自動車と比べて危険性が低いと考えられるため、自動車の交通違反の反則金と完全に同額になる可能性は低いと考えられます。具体的な反則金の金額は、2026年の通常国会での法改正を経て、正式に決定されることになります。
反則金の金額予想
信号無視 10000円～30000円
右側通行 15000円
携帯電話使用 6000円～18000円
徐行しない補導通行 25000円
現在、自転車の交通違反については飲酒運転などの刑事罰の対象となる「赤切符」のみの交付で手続きに時間がかかる、起訴されるのもわずかで違反者への責任追及が不十分だとする指摘があ警察庁の有識者検討会で効果的な取り締まり方法などについて議論が進められ21日までに中間報告書が取りまとめられ16歳以上を対象に反則金を納めれば刑事罰を免れる「青切符」を導入することが示されました。
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