11月8日、福岡県中間市の私立双葉保育園で昨年7月、園児の倉掛冬生ちゃん、当時5歳が送迎バスに置き去りにされて熱中症で死亡した事件で福岡地裁の冨田敦史裁判長が8日午前に、業務上過失致死罪に問われた当時の園長浦上陽子被告に禁錮2年、執行猶予3年（求刑禁錮2年）の判決を言い渡したそうです。
公判では検察側は、浦上被告らが「バス車内の確認という初歩的な注意義務を怠った」と主張しており今年9月に静岡県牧之原市で発生した同様の事件にも触れ「警鐘を鳴らし、悪質な過失を防ぐ観点からも量刑を考慮すべきだ」としていたそうです。
浦上被告は起訴内容を認め、冬生ちゃんと遺族に対し謝罪の言葉を述べ弁護側は執行猶予付きの判決を求めていたそうです。起訴状では浦上被告と、降車補助を担当していた保育士は昨年7月29日朝、双葉保育園の駐車場で冬生ちゃんの降車を確認しないままバスを施錠し冬生ちゃんを炎天下の閉め切った車内に約9時間にわたり放置して熱中症で死亡させたとされているそうです
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