12月17日午後6時50分頃、奈良県桜井市戒重、JR桜井線の線路内「勝手踏切」で桜井市の29歳男性が奈良発王寺行き普通電車(2両)にはねられ死亡する人身事故がありました。勝手踏切とはどんな踏切でしょうか?他に全国にいくつくらいあってどこにあるのでしょうか?
勝手踏切とは
勝手踏切とは鉄道事業者が設置した正式な踏切ではなく住民や地域住民が生活の利便性のために勝手に設置した踏切のことです。遮断機や警報機などの安全装置がなく、列車の接近を知らせる音や光もありません。
勝手踏切の危険性としては、以下のようなものが挙げられます。
- 列車の接近に気づかず、はねられてしまう危険性
- 遮断機や警報機がないため、列車の接近に気づいたとしても、逃げ遅れてはねられてしまう危険性
- 線路脇の安全柵やフェンスがないため、列車にはねられた際に、線路から投げ出されてしまう危険性
国土交通省によると2021年1月時点で全国の鉄道事業者が把握している勝手踏切の数は1万7066カ所にも上ります。これは約3万3千カ所といわれる正規の踏切数の半数を上回る数で勝手踏切の多い地域としては以下のようなものが挙げられます。
江ノ電の沿線(神奈川県)
近鉄の沿線(奈良県、大阪府)
東武鉄道の沿線(埼玉県、東京都)
勝手踏切は、地域住民の生活の利便性のために存在していますが、その危険性も非常に高いものです。勝手踏切のある場所を横断する際には、十分に注意が必要です。今回の事故は運転士が桜井―香久山駅間を走行中に異音に気づいて緊急停車しましたが倒れている男性を発見し付近は近隣住民が日常的に線路を横断する「勝手踏切」だった可能性があるとみています。この事故で、同線桜井―高田駅間で約1時間50分間、運転を見合わせ約200人に影響したそうです。
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