11月29日脚本家の山田太一氏は死因は老衰により89歳で死去。フジテレビは12月1日、脚本家の山田太一氏が先月11月29日に老衰で亡くなったと遺族から同社へ訃報を伝えてほしいと連絡があったと発表した。お通夜、葬儀、告別式の日程と場所はどこでしょうか
脚本家山田太一さんの経歴と作品
山田太一さんは、1934年6月6日に東京都浅草で生まれました。早稲田大学教育学部卒業後、松竹大船撮影所に入社し、助監督として木下惠介監督作品の助手を務めました。1965年にフリーとなり、テレビドラマの脚本に進出します。1973年に発表した『それぞれの秋』で、芸術選奨新人賞を受賞。同年には『河を渡ったあの夏の日々』もヒットし、一躍脚本家として注目を集めました。
その後も『岸辺のアルバム』『男たちの旅路』『早春スケッチブック』『ふぞろいの林檎たち』『想い出づくり。』『ながらえば』『今朝の秋』『終りに見た街』など、数々の名作テレビドラマを世に送り出します。また、小説家としても活躍し、『飛ぶ夢をしばらく見ない』『冬の蜃気楼』『終りに見た街』『空也上人がいた』などの作品を発表しました。山田太一さんの作品は、現代の日本社会を生きる庶民の姿を、温かくも厳しく描いたものが多く、多くの人々に愛されています。
山田太一さんの代表的なテレビドラマ作品
それぞれの秋（1973年、NHK）
岸辺のアルバム（1975年、NHK）
男たちの旅路（1976年、NHK）
早春スケッチブック（1979年、NHK）
ふぞろいの林檎たち（1983年、TBS）
想い出づくり。（1981年、TBS）
ながらえば（1985年、TBS）
今朝の秋（1989年、TBS）
終りに見た街（1991年、TBS）
これらの作品は、いずれも社会現象となるほどの大ヒットを記録し、山田太一さんを日本を代表する脚本家として確固たる地位に押し上げました。
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