前衆院議長で官房長官や自民党幹事長などを歴任した細田博之衆院議員が11月10日午前１０時５８分に東京都内の病院79歳で死去しました。死因は多臓器不全でお通夜は11月１４日午後６時から東京都品川区西五反田５の３２の２０桐ケ谷斎場で行われます。葬儀・告別式は１５日午前１０時からです。一般からの香典を受け付け生花、弔電は辞退する。喪主は長男明伸氏です。記帳をご希望の方は松江市堂形町の細田事務所で11月１０日に記帳台を設けました。
細田氏は７月に入院し、脳梗塞の手術を受け、薬の副作用の影響で議長の公務を果たせない恐れがあるとして、任期途中で衆院議長を辞任する考えを表明。次期衆院選には立候補する意向を示していました。総務省と島根県選挙管理委員会によると公選法は国政選挙の補欠選挙の場合、原則４月または１０月の第４日曜日に投開票を行うと定めているそうです。
細田博之は、1944年4月5日生まれの日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員（11期）。2021年から2023年まで衆議院議長を務めた。島根県松江市出身。東京大学法学部卒業後、通商産業省に入省。物価対策課長などを歴任した。1990年の第39回衆議院議員総選挙で初当選。内閣官房副長官（1997年）、内閣官房長官（2004年）、自由民主党幹事長（2006年）、衆議院憲法審査会会長（2021年）などを歴任した。
2021年10月の第49回衆議院議員総選挙で自民党が勝利したのを受け、衆議院議長に選出された。2023年11月、衆議院議長を辞任。細田博之は、保守派の政治家として知られる。憲法改正を強く支持しており、2023年には改憲のための国民投票の実施を主導した。また、経済政策では、財政出動による経済の活性化を主張している。
細田博之の政治姿勢は、保守派の支持を集めている一方で、リベラル派からは批判を受けている。
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