政府は個人事業主などフリーランスので働く人の労働環境を整備するため、新たな「フリーランス」保護新法という法律を制定するそうです。どんな内容の法律でしょうか?仕事の依頼主の企業に対し業務内容や報酬額を明示するよう義務づけ立場の弱い個人を保護することを目的として秋の臨時国会に法案を提出し会期内成立を目指すそうです。
現在日本国内にフリーランスとして働く人は462万人といわれ就業者全体の約7%くらいだそうです。あたらいくできる法律は依頼主の企業などに対し、仕事を募集する際に報酬額や仕事の内容、納期などを明示し、契約の書面や電子データの交付を義務づける。口約束で仕事を発注し後から一方的な仕事内容の変更をされないようにする目的だそうです。
契約後に業務を途中で解除するか契約を更新しない場合は、30日前までに予告する義務規定もつくりフリーランス側に落ち度がないのに報酬を減額したり、納めた商品の受け取りを拒否したりすることも禁じる目的があるそうです。違反した場合の罰則は公正取引委員会などが調査や勧告を行い、必要に応じて報告命令や立ち入り検査を行うそうです。
現行では企業側が資本金1000万円超の場合は下請法の対象にな、フリーランスを含む下請け業者への書面交付の義務などはありますがフリーランスに業務委託する企業は4割が資本金1000万円以下で同法の対象外のため政府は保護の網を広げるため、新法を整備することにしたそうです。
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