トヨタ自動車は2月28日に、トヨタの主要なサプライヤーの1社で、樹脂部品を手掛ける愛知県豊田市の小島プレス工業がサイバー攻撃を受けた問題で、仕入れ先は、身代金要求型の不正プログラム「ランサムウエア」による被害を受けた可能性があるとみて調べています。
ランサムウェアとは、感染すると端末等に保存されているデータを暗号化して使用できない状態にした上で、そのデータを復号する対価として金銭を要求する不正プログラムです。
小島プレス工業によりますと、サイバー攻撃を受けたということですが、攻撃には、身代金要求型の不正プログラム「ランサムウエア」が使われた可能性があるということです。小島プレス工業では1日、警察とともにサーバーがダウンした原因などの調査が行われる予定です。
被害受けた、樹脂部品などを手がける小島プレス工業は同日、サイバー攻撃によるウイルス感染と、脅迫メッセージを受け取ったと発表したそうです。現在復旧作業を急いでいますが２日以降の稼働については、状況を精査した上で判断するとしています。犯行を行った犯人は誰でしょうか？目的は何でしょうか
トヨタ車の部品をつくるサプライヤーがサイバー攻撃を受け、部品供給を管理するトヨタのシステムが影響を受けたためとみられます。2日以降に通常稼働に戻せるかどうかは精査中とみられる。
トヨタ、国内全工場を停止へ 部品会社にサイバー攻撃(日経）https://t.co/8Pij98k3nT
— 滝田洋一（日本経済新聞） (@yoichitakita) 2022年2月28日
サイバー攻撃を受けたのはトヨタの主要なサプライヤーの1社で、樹脂部品を手掛ける小島プレス工業（愛知県豊田市）とみられる。
なぜサイバー攻撃で工場が停止か
関係者によると、自動車の内外装部品を製造する企業が28日に何者かによるサイバー攻撃を受け、自動車組み立てに必要な部品が入手できなくなったからだとみられています。停止期間は1～2日程度になると見込まれています。
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