広島市中区安田女子中学高等学校でいじめ不登校の対応会議録生徒の実名を全校生徒に誤って公開

11月17日、広島県広島市中区白島北町１−４１の安田女子中学高等学校で、いじめや不登校の対応内容や実名などを含む生徒指導の会議録を、誤って生徒向けのオンラインのページに一時的に公開していたことがわかりました。

いじめ不登校の対応会議録には生徒の実名などが記されていて教員だけで情報を共有しようとして操作を誤ったという。学校は全校生徒や保護者に「大変深刻に受け止め、反省している」と謝罪をしているとのことです。

同校によると10月28日、教員が会議録を、オンラインの学習管理ツール「グーグルクラスルーム」を使い教員の間で共有しようとしたところ、生徒の一部も閲覧できるページに誤って投稿してしまったという。教員がミスに気付き、約5分後に取り消しましたが情報が漏洩してしまったようです。

会議録には、いじめの被害の状況や、不登校への対応などについて記されており、複数の生徒の実名も含まれていて学校は同日、全ての保護者におわびのメールを送り、翌日は全校生徒に謝罪しデータを保存していた場合は消去するようにも求めましたが一度見てしまった物は記憶からは消えません。

グーグルクラスルームは米グーグル社のサービスで、生徒への連絡や課題の配布などができ、教育現場で広く使われている。安田馨副校長は「生徒とのやりとりで使うツールで、個人情報を取り扱ったこと自体が根本的な誤りだった。個人情報はグーグルクラスルームで扱わないことを徹底するなど、再発防止に努める」としていますが再発以前に今回の責任をどうとるかが注目されています。

公開された対応会議録の内容

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