藤沢市教育委員会は、神奈川県藤沢市湘南台7丁目18−1の市立湘南台中学校で中間試験の問題と解答が生徒に漏えいしていたと発表しました。担当の教諭が、SNSを使って直接生徒に知らせていたということです。
藤沢市立湘南台中学校
藤沢市教委によりますと、市立湘南台中学校で11月5日に行われた3年生の後期中間試験で、英語を担当する40代の女性教諭が、SNSインスタグラムのダイレクトメッセージを通じて、問題と解答50点分を3人の生徒に事前に漏らしていたということです。
この教諭は、8日に行われたリスニングテストでも同様に問題と解答を漏らしていて、9日になって、それを知った数人の生徒が別の教諭に漏えいがあったことを伝えて問題が発覚しました。
市教委では、教職員がSNSを使って生徒と直接やり取りすることを禁止していますが、漏えいした女性教諭は市教委の調べに対し、「1年生の時から担当してきた生徒で思い入れがあり、少しでもいい点を取ってほしくてやってしまった」と話しているということです。
学校は16日に再試験を行う予定で、今後、県の教育委員会が調査を行って処分を決めるということです。
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