新型コロナウイルスの感染拡大が広がる中、迎えた２０２０年の防災の日。各地では防災訓練や避難訓練などを中止にするケースが増えてきています。ではこのコロナ渦の中で災害が起きた場合はどのように非難することが望ましいのでしょうか？
避難所でクラスター発生
大規模な地震や台風、豪雨などの風水害時には、多くの住民が避難する避難所が「３密」状態により感染が拡大する恐れがあります。そのため避難時の避難所における感染防止対策が重要です。特に発熱者などを受け入れる場合の対応方法も事前に決めておく必要があります。
避難場所以外への避難
避難所での感染リスクを避けるために、やむを得ず車内等での一時避難（車中泊含む）を検討される場合は、豪雨時など避難時の２次災害を防ぐため車での移動が安全かどうか判断する必要があります。またその際にハザードマップ等で駐車場所の安全性を事前に確認しておく室洋があります。また狭い車内で同じ姿勢が続くことなどによるエコノミークラス症候群等にも充分ご注意が必要です。
避難による安全確保が困難な場合
避難先までの距離があったり、すでに豪雨などで外出することが危険な場合は自宅内の安全な場所に避難することを検討してください。またその時に必要な食料や水なども最低でも３日分は事前に備えておく必要があります
あると便利な防災グッズ
災害はいつ起こるかわかりません。必ずしも避難所に避難できるとは限りません。日ごろからの準備で救われる命もあります。ぜひ１日も早く準備をしておきましょう
おすすめ防災グッズ４点
下記４点は実際にたくさんの方に購入されて災害時に利用されているセットです。
避難用バックに入れておくもの
- 水（500mlのペットボトル）
- 笛
- 小型ライト 懐中電灯
- 携帯電話の充電器（モバイルバッテリー）
- 携帯ラジオ
- 常用している薬
- 保険証のコピー
- 現金（10円玉、100円玉）
- 軍手
- 救急セット（絆創膏）
- 常用している薬
自宅に備えて置くもの
- ヘルメット
- 衣類
- 下着
- 靴下（冬は厚手のもの）
- 雨具
- 予備メガネまたは使い捨てコンタクトレンズ
- 手帳やノート
- 筆記用具
- 油性マジック
- ガムテープ（布テープ）
- 救急薬品
- 胃腸薬、風邪薬、頭痛薬、軟膏、絆創膏）
- マスク
- 簡易トイレ
- ウエットティッシュ
- ティッシュペーパー
- トイレットペーパー
- 携帯用歯ブラシ
- 水がいらないシャンプー
- 大きめのバンダナやタオル
- フェイスタオル
- ゴミ袋
- チャック付きのビニール袋
- レジャーシート
- 安全ピン
- ライター
- ラップ
- 裁縫キット
非常食品
- カロリーメイト
- カンパン
- カップ麺
日ごろから備えあれば憂いなし
防災の日はこうした準備を思い出させてくれる大切な日です。新型コロナウイルスの感染リスクのあるうちは自分の身は自分で守っていかなければならない時代になってきているようです
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