2021年4月7日のNHKニュースで家族に基礎疾患などがあり感染不安で「自主休校」している小中学生が全国で7000人余 りいると報じました。この調査は新型コロナウイルスの感染への不安を理由に昨年度、学校を自主的に休んだ小中学生について、NHKが全国の政令指定都市と東京23区に取材した結果をまとめた物でNHKが全国20の政令指定都市と東京23区に取材したところ、昨年度、感染への不安を理由に学校を休むいわゆる「自主休校」をした小中学生の数を調査していたのは25の自治体で、合わせて7285人に上りました少なくとも7000人に上ることがわかりました。
家族に疾患があると感染が心配
本人や家族にぜんそくなどの基礎疾患があったり、重症化リスクのある高齢者と同居していたりして、感染への不安が強い子どもなどで、1日だけ休んだ子もいれば、1年間全く登校しなかった子もいるということです。
オンライン授業は2割
7000人の中、こうした子ども達にオンライン授業を実施した自治体は2割にとどまることがわかり、専門家は、「感染の収束が見通せない中、少しずつでもオンラインを活用し、学びを保障する必要がある」と話しています。「一部の学校や学年で行っている」としたのが14自治体、「行っていない」と回答したのが20の自治体でした。「行っていない」理由としては、「個人情報保護のため」や「教員の負担が大きい」といった意見が出ていました。
本日、クローズアップ現代で #自主休校 特集組んでくれた記者さんとの出会いはこの番組から。そこからずっと取材してくれてる。自主休校って検索してみて。NHKが記事書いてくれてる。知らなかった層がコメントしてくれてる。→#全国で登校選択制導入を訴える会 #クローズアップ現代 https://t.co/JHUSSTxSrf
— ぽあろ@登校選択制を考える人 (@I5McNNdZnCXsI5u) 2021年4月6日
【今夜10時】
— NHK「クローズアップ現代+」公式 (@nhk_kurogen) 2021年4月6日
ぜんそくなどの基礎疾患がある、
重症化リスクの高い家族がいるなどの事情で
自主的に学校を休まざるを得ない
子どもたち。
全国で7000人以上とも。
コロナ禍で学びの機会を失った
子どもたちの声を自撮りで伝えます。#クロ現プラス #学びたいのに #自主休校https://t.co/N1KJ6UCvTl
教育行政に詳しい日本大学文理学部の末冨芳教授は、「感染の収束が見通せないなか、教育委員会がサポートするなどして、少しずつでもオンラインを活用し、学びを保障していく必要がある」と話しています。