ホリエモンこと実業家の堀江貴文さんのホリエモン新球団、プロ野球独立リーグのヤマエ久野九州アジアリーグに加盟した北九州市の新球団「福岡北九州フェニックス」が、独立リーグのルートインBCリーグ栃木の西岡剛内野手に選手兼任で初代監督就任することが分かりました。
西岡剛選手はロッテや阪神、米大リーグでも活躍した実力者の入団が実現すれば、参入初年度となる来シーズンへ準備を進める新球団にとって、実績、話題性ともに大きな推進力となりそうです。
BCリーグとは
BCリーグは、私たちが少年時代に首都圏の野球場で味わった夢と興奮の舞台を、生まれ育った地で創造し、低迷する野球人気を地域から復活させ、それを全国に拡げることによって子供たちに本物の野球のすばらしさを伝えたいという思いが出発点となって発足しました。
その生まれ育った地域における唯一無二のプロ野球チームを、地域が一体となって支え、応援する。選手もチームも、地域に溶け込み、地域の人々から愛され、励まされ、それを誇りとしてプレーし、一方、地域の方々もチームを応援することを楽しみとし、チームを誇りに思う。
BCリーグは、そんな「ふるさとのプロ野球」に共感し応援してくださる地域の方々に「夢」と「感動」を与え続けるリーグ運営を目指します。
グループA
- 茨城アストロプラネッツ
- 栃木ゴールデンブレーブス
グループB
- 埼玉武蔵ヒートベアーズ
- 神奈川フューチャードリームス
中地区
グループC
- 福島レッドホープス
- 新潟アルビレックスBC
グループD
- 群馬ダイヤモンドペガサス
- 信濃グランセローズ
西地区
グループE
- 富山GRNサンダーバーズ
- 石川ミリオンスターズ
グループF
- 福井ワイルドラプターズ
- オセアン滋賀ブラックス
実業家の堀江貴文さんらが手掛ける新球団の監督人事に日米球界で活躍した37歳で今年も独立リーグでプレーした西岡選手に選手兼任で監督就任を打診し、交渉していることが判明しまいsた。西岡選手はは取材に対して「オファーをいただいているのは事実です。まだ決まったことはありません」と話しています。
福岡北九州フェニックスはホリエモンこと実業家の堀江氏が創立者で、今年5月に設立を発表しました。9月10日にヤマエ久野九州アジアリーグへの加盟が承認され、9月17日に堀江氏らが北九州市内で会見を行いました。同リーグは今年、最初のシーズンが開幕され北九州は火の国熊本、大分に続く3球団目で、始動に向けて監督など首脳陣の人選を進め、かねて複数の候補と接触していたようです。
西岡選手はロッテ時代の2010年に最多安打と首位打者のタイトルを獲得し、2度の日本一に貢献している選手です。メジャー挑戦後、阪神を経て、2019年から独立リーグ、ルートインBCリーグ栃木でプレーし今季は43試合で打率3割2分7厘、6盗塁でした。ファンサービスの一環ながら、投手としても1試合に登板しています。
日本野球機構(NPB)への復帰を目指してプレーする一方、独立リーグの環境に身を置き、近年は自身の活動に新たな意義も見いだしていたようです。年の離れた若の選手と汗を流し、次世代との向き合い方を熟考し地域や地元企業とのつながり、球団経営の実情も目にし「本当に学ばせてもらうことが多い」と話しています。
球団や地域、BCリーグの活性化、ひいては球界の発展を視野に、さまざまな意見を発信。解説などでの露出も以前にも増して積極的だ。またWBCや五輪でともに日の丸を背負い、昨季から栃木でも同僚となった川崎宗則さんと過ごし「野球を楽しむ」という原点の思いも新たになったようです。
その川崎さんに、新球団が関係者を通じてコンタクトを図っていた様子もあり一連の動きに何らかの形で触れた西岡選手と、新球団に接点が生またようです。実績に加え、近年の活動もあり、けん引役としても申し分ないようです。今季の栃木は東地区2位でプレーオフ進出を逃しましたが、既に全日程を終了。西岡選手は栃木球団関係者に近況を伝えているようです。
西岡剛
1984年7月27日生まれ
奈良市出身
大阪桐蔭高からドラフト1位でロッテに2003年入団。10年オフにポスティングシステムで米大リーグ、ツインズ移籍。13年に阪神入りし、19年からBC栃木でプレー。NPB通算1125試合に出場し打率2割8分8厘、61本塁打、383打点、196盗塁。首位打者と最多安打が1度ずつ、盗塁王2度。ベストナイン4度、ゴールデングラブ賞3度。06年WBC、08年北京五輪日本代表。182センチ、82キロ。右投げ両打ち。