新潟市は９月１日、新型コロナウイルスに関する対策本部会議を開き、「りゅーとぴあ」「マリンピア日本海」や図書館や公民館など市の施設を９月１６日まで休館すると発表しました。また、市立中学校の部活動も原則休止にするとしています。
９月１日午後、開かれた新潟市の対策本部会議。市内の感染状況について中原八一市長は次のように述べました。
- まん延防止等重点措置の適用については、県は国との協議を続けていますが、医療関係者、市民、事業者の皆様の努力のかいがあり適用の一歩手前でとどまっております。この段階でなんとしても感染拡大を抑えていかなければなりません
- 時短の措置だけではなく広く市民県民のみなさんからご協力いただく、人流を抑制していく。何としても、この期間に感染が広がることなく感染の巣を抑えこんでいきたい
新潟市では８月５日から県独自の「特別警報」が発令されていますが、県は８月３０日、この「特別警報」を県内全域に拡大。これに伴い、県立施設を休館する方針を示したことから、新潟市も９月３日から９月１６日まで市の施設を休館すると発表しました。休館するのは体育館やプールなどの運動施設や図書館のほか「りゅーとぴあ」や「マリンピア日本海」など約４５０の施設です。また、市が主催のイベントは原則中止となります。
新潟市はこのほか、「可能な限り感染のリスクを減らすため」として、市立中学校の部活動も原則休止にするとしています。
