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新型コロナウイルス後遺症で頭がハゲる!約2割が発症約1~4ヶ月後に脱毛症状

新型コロナウイルス後遺症で頭がハゲる

新型コロナウイルス後遺症で頭がハゲる

 

国立国際医療研究センターの報告

全体の24%で脱毛

発症後1カ月後~120日間

日本から初めてとなる新型コロナ後遺症に関する臨床研究が国立国際医療研究センターから発表されました。その報告によると、ウイルス後疲労症候群に関連した症状として全体の24%で脱毛があることがわかりました。脱毛の持続期間は平均76日で、発症時には全くみられないものの、発症後30日くらいから出現し、発症後120日くらいまでみられることがあるとのことです。

対象者の9割は日本人

国立国際医療研究センターに入院していた新型コロナ患者に対して退院後に電話インタビューを行い症状の持続について詳細に聴取した結果です。対象者63人の内9割が日本人でした。

 

その他新型コロナの後遺症

新型コロナの代表的な後遺症

 
新型コロナの代表的な後遺症

60日後での後遺症

  • 嗅覚障害(19.4%)
  • 呼吸苦(17.5%)
  • だるさ(15.9%)
  • 咳(7.9%)
  • 味覚障害(4.8%)

120日後での後遺症

  • 呼吸苦(11.1%)
  • 嗅覚障害(9.7%)
  • だるさ(9.5%)
  • 咳(6.3%)
  • 味覚異常(1.7%)

新型コロナウイルス(持続するCOVID-19)の症状に関しては、発症から60日経った後にも、嗅覚障害(19.4%)、呼吸苦(17.5%)、だるさ(15.9%)、咳(7.9%)、味覚障害(4.8%)があり、さらに発症から120日経った後にも呼吸苦(11.1%)、嗅覚障害(9.7%)、だるさ(9.5%)、咳(6.3%)、味覚異常(1.7%)が報告されました。また、急性期にはなく後から嗅覚障害が出現した人もおり、発症から92日経ってから嗅覚障害が出現した人もいたようです。

 

イタリアでの後遺症の報告

イタリアからの報告では、新型コロナから回復した後(発症から平均2ヶ月後)も87.4%の患者が何らかの症状を訴えており、倦怠感や呼吸苦、関節痛、胸痛、咳、嗅覚障害、目や口の乾燥、鼻炎、結膜充血、味覚障害、頭痛、痰、食欲不振、ノドの痛み、めまい、筋肉痛、下痢などの、新型コロナの急性期にみられた症状が持続していたとのことです

 


感染症専門医

忽那賢志さんのブログより引用

今回の記事の内容は感染専門医の忽那賢志さんからの情報を引用しています

忽那賢志 (Kutsuna Satoshi)
感染症専門医。2004年に山口大学医学部を卒業し、2012年より国立国際医療研究センター 国際感染症センターに勤務。感染症全般を専門とするが、特に新興再興感染症、輸入感染症の診療に従事し、水際対策の最前線で診療にあたっている 

※記事は個人としての発信であり、組織の意見を代表するものではありません。

本ブログに関する問い合わせ先:skutsuna@hosp.ncgm.go.jp

研究プロフィール:https://researchmap.jp/kutsunasatoshi