2021年5月20日現在厚生労働省は、新型コロナウイルスワクチンの日本人に対する効果を調べる研究を開始しました。日本人への新型コロナワクチンの効果なし、あり？どっちなのか、調査をするということは、まだ確固たる確信がないのでしょうか？ワクチンは遺伝的に黒人やアジア人の系統の人に投与しても、白人と比べて十分な免疫が得られない可能性があるとする研究論文を、マサチューセッツ工科大学が発表しているようです
ワクチン効果の調査方法
調査方法は医療従事者ら１５００人を対象に、発症や重症化を予防する効果を検証するようです。海外での研究で明らかになっている効果を日本人でも確かめ、国民が安心して接種できるようにするのが狙いだそうです。
米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチン
研究は来年３月までで、優先接種でファイザー製のワクチンの接種を受けている医療従事者らが参加。本人の希望で、２回の接種を受ける人と、１回も受けない人の２グループに分け、半年間、健康状態を調べる。新型コロナに感染し発症する人の割合や、重症化する人の割合を比較します。また、採血により、細胞への感染を防ぐ免疫物質「中和抗体」ができる量や持続期間も分析すようです。
ワクチン接種後感染事例
ファイザー製のワクチンは、海外の臨床試験で発症を９５％減らす効果が示されている。しかし、日本で行われた臨床試験は、参加人数が少なく、発症予防効果などは検証されていないのが現実のようです。 国立感染症研究所も、接種を１回受けた医療従事者を分析したところ、接種から１４日以降に感染報告が６割以上減少したとする暫定的な結果をまとめています。
