8月26日宮城県は午後8時以降の不要不急の外出禁止を出しました。政府が新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象地域に宮城県を追加決定したことを受け、対策本部会議を開き、県内全域の飲食店に酒類提供の終日停止を求めることなどを正式に決めました。
宮城県全域を対象とする緊急事態宣言の要請内容
— 宮城県新型コロナウイルス情報 (@MiyagiCorona) 2021年8月26日
1.酒類提供停止
2.酒類またはカラオケ設備を提供する飲食店に対し休業を要請。それ以外の飲食店は午後8時までの時短営業
3.大規模商業施設は午後8時まで、映画館は午後9時まで
4.午後8時以降の不要不急の外出自粛要請https://t.co/coUF1ltIkB
期間は8月27日~9月12日までです。県民には午後8時以降の不要不急の外出の自粛を求め、県内の公立の施設は原則として休館し、図書館などの利用自粛も呼びかけます。学校の一斉休校は実施しないが、県立学校には部活動の自粛を求めます。
宮城県、午後8時以降の不要不急の外出や県立学校の部活自粛を要請 #産経プラス https://t.co/2ZPMHE69Ho
— y1986d (@y1986d1) 2021年8月26日
宣言の期間中は、酒類を提供する飲食店やカラオケ店に休業要請し、その他の飲食店も午後8時までの営業時間の短縮を求める。会議では、時短などに応じた店舗に協力金を支給することも決めました。
会議後に会見した村井嘉浩知事は、これまでの死者に20代が1人含まれていたことをあげ、「ワクチンを打てば重症化の率が低くなる」として改めてワクチン接種を呼びかけた。また、仙台市の郡和子市長は「市民の命を守ることを最優先すべき重大局面にある」と危機感をあらわにしました。
米モデルナ製ワクチンの未使用状態の瓶から異物の混入が見つかった問題について、県では対象のロットを使用していないとし、村井知事は「今後もチェックする。安心してほしい」と述べました。