日本経済新聞は7月8日、米グーグルが個人間送金などを手掛ける東京都港区のスタートアップ、プリンを買収し国内で金融事業に本格参入すると報じました。pringは、決済代行業者のメタップスやみずほ銀行などが共同出資した企業でグーグルがpringの既存株主から全株式を200億〜300億円で取得する方向だとしています。
プリンの便利な機能
- 送金やチャージは無料
- 月に1回まで銀行口座への出金も無料
- スマホで簡単にお金のやりとりができる送金アプリ
- お店で会計するときのQR決済が可能
- 友達とのワリカンや集金が可能
現在利用できる銀行
三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、PayPay銀行、ソニー銀行、auじぶん銀行、イオン銀行、横浜銀行、千葉銀行、埼玉りそな銀行、福岡銀行、西日本シティ銀行、愛知銀行、あおぞら銀行、阿波銀行、池田泉州銀行、伊予銀行、SBJ銀行、愛媛銀行、関西みらい銀行、北九州銀行、紀陽銀行、京都銀行、熊本銀行、群馬銀行、京葉銀行、滋賀銀行、四国銀行、七十七銀行、十八親和銀行、十六銀行、常陽銀行、スルガ銀行、仙台銀行、筑波銀行、東邦銀行、長野銀行、八十二銀行、百十四銀行、広島銀行、福島銀行、北洋銀行、北陸銀行、北海道銀行、宮崎銀行、武蔵野銀行、もみじ銀行、山口銀行、琉球銀行
pringは2017年創業し個人間の送金にフォーカスし、直近では法人から個人への送金ニーズに対応することで経費精算の際の送金手段として利用企業を増やしてきた。利用者数は数十万人だが、MAUは40%を超えるなど活発に利用されています
また、自治体向けに地域通貨の発行も手掛け、PayPayなど大手決済事業者とは異なる領域でもサービスを提供しています。日本の銀行への影響も大きなものになると予測されています。
株主のメタップスは、pringの株式譲渡について「当社が発表したものではございません」としているようです