横浜市栄区の小学校で異臭騒ぎがあり児童8人が体調不良を訴えました。
県警と消防によりますと、11日午前11時15分頃、横浜市栄区本郷台の本郷台小学校で教諭から「校庭で異臭がして生徒が体調不良だ」などと119番通報がありました。 5年生の男児3人女児5人の合計児童8人が「気持ち悪い」などと体調不良を訴え、その後、4人は回復し、3人が救急車で搬送されましたがいずれも症状は重くなく全員自宅に戻ったとみられます。
横浜本郷台小学校の場所
児童らは体調不良を訴える前に外で体育の授業を受けていて、「ガソリン臭がした」との情報もあるということです。近くにガソリンスタンドがあるということですが、県警などが原因などを詳しく調べています。現場に駆け付けた市消防局が大気の成分を調べましたが、有害物質は検出されなかったもようです。
お問い合わせ先
〒:247-0008
住所:横浜市栄区本郷台一丁目6番1号
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FAX:045-894-6795
Mail:y3hongod@edu.city.yokohama.jp
学校の前にあるガソリンスタンド
ENEOS Dr.Drive小菅ヶ谷SS
〒247-0007 神奈川県横浜市栄区小菅ケ谷2丁目3−33
TEL:045-894-2811
横浜市で過去に起こった異臭
この事件とは別に今年に入って横浜や横須賀で異臭騒ぎが頻繁に発生していました。
過去6回の異臭通報日
6月4日 7月17日 8月21日 9月19日 10月1日 10月4日
最も広範囲にわたった6月4日夜には、警察や消防に「ゴムが焼けたような臭い」や「化学薬品のような臭い」などと、計500件以上の通報が相次いでいました。この件と今回の学校の件は関係があるかは不明です
こちらが過去の異臭騒動の原因です
過去の通報内容
- ニンニクみたいな臭い
- ガス漏れのよう臭い
- 接着剤やシンナーのような臭い
- 化学工場の匂い
- ゴムが焼けるような臭い
発生間隔が縮まってきている
発生当初は1カ月おきに異臭が起こっていたが発生間隔も短くなってきています
専門家の予測や噂
- 赤潮説
- クジラの死骸説
- 青潮説
- 地震の前触れ説
- 東京湾に停泊する外国船からの匂い
- ケミカルタンカーのガス抜き臭
- ガス田漏れ
- 化学兵器の開発
- 巨大地震の前触れ説
「巨大地震の直前に『岩石が崩壊する臭い』や『電磁波』が出ることが知られている」と語るのは、立命館大学環太平洋文明研究センター特任教授の高橋学氏。「花崗(かこう)岩に圧力をかけ破壊する実験に立ち会ったことがあるが、岩がこすれ合う際に、こげくさいような、ホコリくさいような臭いが出る。1995年の阪神淡路大震災の前にも六甲山の東端地域で異臭が発生したとされる」
青潮説
赤潮の場合は、人が感知できる匂いは少ないとされているが硫化物を含む海底近くの水が、風で海面に上昇し青白く見える「青潮」の場合、腐乱臭が発生するケースがあるという。
クジラの死骸説
5月下旬に横須賀市の北下浦海岸で、腐敗が進んだザトウクジラの死骸が見つかった例を挙げ、クジラの死骸が打ち寄せられてる可能性と憶測が飛び交った。