9月20日午後2時40分ごろ、白山市八束穂2丁目の金沢工業大学で教授と女子大生2人が倒れてきた重さおよそ400キロの土壁の下敷きとなり女子大生2人が消防に救助され、病院に運ばれましたが1人が重傷、1人が中等症で意識はあるということです。教授は近くにいた人に救助され軽傷でした。
消防などによりますと、部屋ではおよそ10枚ほどの土壁を使った実験をしていて壁を移動させた際に他の壁がドミノ倒しになったということです。大学で学生らが壁の下敷きとなり3人が重軽傷を負いました。意識はあるということです。
この事故で25歳の女子学生が頭を強く打つなどして重傷を負い22歳の女子学生と64歳の男性教授が足などにけがをしました。倒れた土壁は縦2.7メートル横1.8メートルで重さはおよそ400キロあるということです。3人は土壁の耐震実験を行うためクレーンで土壁を移動していたということで、警察などが事故の原因を調べています。