7月14日現在静岡県熱海市の土石流災害では、行政以外からも住民に支援の手が差し伸べられています。運行が止まった路線バスに代わり、地元の自動車学校が、7月12日からボランティアで「無料バス」の運行していることが話題となっています。
無料バスの出発地点は、土石流の起点から東におよそ600mの県営七尾団地で高齢者が6割以上を占め、車を持たない人も多い七尾団地では、熱海駅行きの路線バスの運行停止により、買い物や病院通いなどに支障が出ていました。
無料バスを運行するのは静岡県熱海市伊豆山１１７３のマジオドライバーズスクールだそうです。マジオドライバーズスクール熱海校では通学免許と合宿免許の両方をおこなっています。バスは、自動車学校の生徒の送迎に使うものを利用し七尾団地を出発した無料バスが向かうのは熱海駅ではなく、神奈川県のJR湯河原駅です。
周辺の国道などは土石流の影響で通行止めが続いているため、湯河原駅から電車で熱海駅に行った方が、早く市街地に行けるといいます。団地から20分ほどで無料バスは湯河原駅に到着するようです
自動車学校の無料バスは1日7便出ていて18日（日）まで運行の予定です、要望が多ければ19日以降の運行継続も検討するとしています。
