6月8日午前2時(日本時間)からAppleの開発者向けカンファレンス、WWDC 2021がオンラインで開催されアップルはApple MusicにDolby Atmosによる3D空間オーディオ(Spatial Audio)機能を導入したことを発表しました。
Apple Music、3D空間オーディオ楽曲配信開始。追加料金なし / 06月08日 03:30 AM #WWDC21 #エンガジェット https://t.co/UY4fWIo8OR
— Engadget 日本版 (@engadgetjp) 2021年6月7日
すでにアリアナ・グランデ、マルーン5、ケイシー・マスグレイヴスといったアーティストの音楽の一部が空間オーディオに対応し、H1 / W1 チップ搭載のAirPods / AirPods Pro / AirPods MaxまたはBeatsのヘッドホンを使うことで3D空間オーディオ用にミックスされた楽曲を楽しむことが可能になります。またそれらヘッドホンが手もとになくとも「最新の」iPhone、iPad、Macの内蔵スピーカーで空間オーディオ機能を体験できるとのことです。
Apple Musicはロスレス / ハイレゾ配信も6月に開始する予定と発表していますが、こちらはWWDCでは明確な言及はありませんでした。一部ユーザーにはすでに試験的な配信例があるようですが、アップルのサポートページも近日中に提供開始と正確な時期はまだ未定のようです。またDolby Atmos空間オーディオ機能は、Apple TVが搭載するtvOS、またM1チップ搭載のMacでもアップデートにより利用可能になるようです。またiOS 15のFaceTimeでもサポートすることがWWDCでは発表されていました。