政府は5月31日に東京オリンピックの観客全員に事前にPCR検査を求め、入り口で観戦日の前1週間以内の陰性証明書を提示することを条件に入場を認めると発表しました。ワクチンを接種した人は接種証明書があれば陰性証明書は求めませんが検査費は自己負担で、政府は検査数は1日最大約40万件と試算しており、今後、検査態勢の拡充を図るとしています。
『五輪観戦に陰性証明』『1週間以内に取得条件』との政府原案…ただでさえ医療現場は逼迫してるのに、五輪観戦のために健康な人にまで医療機関を利用させ、医療現場へさらなる負担をかけかねない案に驚愕です。東京五輪のために皆で苦労して我慢して頑張ろう…という気持ちには、なかなかなれません。
— Childish Teacher (@TeacherChildish) 2021年5月30日
五輪の直前や期間中、観客が優先され、本当に検査が必要な人たちがますます受けづらくなる、などという可能性もあるよな。
— 山口智美 (@yamtom) 2021年5月30日
陰性証明書
検査証明書は以下の条件を満たすものに限り有効
・検体採取日時から1週間以内であること
・所定のフォーマットを使用すること
詳しくは厚生労働省ウェブサイトをご参照ください。
※所定のフォーマットを使用することが困難な場合には、任意のフォーマットの提出も妨げられませんが、「検査証明書へ記載すべき内容」が満たされている必要があります。
検査証明書へ記載すべき内容
厚生労働省・検疫所
➀ 氏名、パスポート番号、国籍、生年月日、性別
② 検査法、採取検体
③ 結果、検体採取日時、結果判明日、検査証明書交付年月日
④ 医療機関名、住所、医師名、医療機関印影
会場入り口で検査
会場では、入り口での健康チェックやマスクの常時着用、分散退場などを徹底する。観戦中の食事や飲酒、大声での応援、ハイタッチは禁止の方向だ。警備員を配置し、違反に対しては入場拒否や退場などの措置も想定しているようです。