東京都と大阪で5月17日から接種予約がスタートして午前11時の開始からわずか45分で2万1000件に達するなど順調な滑り出しだったとうですが、実はシステムには重大な欠陥があることが発覚したようです。欠陥内容は予約対象者の65歳以上の高齢者ではなくても、誰でも、何度でも予約ができるようなシステムになっていたようです。
5/17月 「誰でも何度でも予約可能」ワクチン大規模接種東京センターの予約システムに重大欠陥
— Takuro⚓️コロナ情報in神奈川県/横浜市(全国も) (@triangle24) 2021年5月17日
高齢者でなくても、市区町村や接種券番号が間違っていても予約が成立してしまう‥。これはまずいですよね‥
システム運営会社は「マーソ株式会社」で、経営顧問に竹中平蔵氏🤔https://t.co/uKcufqfEn9
予約の仕方
コロナワクチンナビの使い方
予約サイトでは接種券に記載されている市町村コード(6桁)と接種券番号(10桁)を入力し、さらに自身の生年月日を入力します。次に、接種希望日時を選ぶ画面が出てカレンダーから接種枠の空きがある日時を選び、予約をするシステムになっています。
今回の予約は65歳以上の高齢者で東京センターは東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県の居住者が対象で、大阪センターは大阪、京都、兵庫の2府1県の居住者が対象になっていますが、対象以外の人でも予約ができてしまい、「誰でも予約できる」状態の為、初日の21000件がすべて対象エリアの物だったのかどうかは不明で、再度予約の取り直しや枠の変更などの作業が今後必要となってくるようです。
サーバーダウンを避けるため制限かけず
プログラムに詳しい専門家によるとアクセス集中のためのサーバーダウンを避けるためにシステムを軽くするために制限をかけなかったのではとみられています。菅総理大臣官邸からはサイトの予約をパンクさせるな、と強い指示が出ていたため、サーバーも負荷はかからない中身のないシステムをつくらざる追えなかったとみています。