JR九州は4月20日、ICカード「SUGOCA（スゴカ）」で鉄道を利用した場合に付与していた乗車ポイントサービスを、2021年6月30日に終了すると発表しました。
「ＳＵＧＯＣＡ」の鉄道利用における
ポイントサービス終了に関するお知らせ
ＪＲ九州では、新型コロナウイルス感染症によるお客さまの減少及び経営環境の変化を受けて、ＩＣカード「ＳＵＧＯＣＡ」で鉄道を利用した場合にポイントがたまるサービスを終了させていただきます。ご利用のお客さまにおかれましては、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。
１ 終了するポイントサービス
・乗車ポイントサービス
ＳＵＧＯＣＡを利用してＳＵＧＯＣＡエリア内の自動改札機を入出場し、カード残
額から引き去った運賃の１％分のＪＲキューポがたまるサービスです。
・特急券ポイントサービス
ＳＵＧＯＣＡのカード残額使って、自動券売機でＳＵＧＯＣＡエリア内の自由席特
急券を購入すると、特急料金の５％分のＪＲキューポがたまるサービスです。
２ サービス終了時期
2021 年 6 月 30 日の最終列車をもって終了します。
３ その他
ＳＵＧＯＣＡのカード残額を使用して、唐津線（西唐津・唐津間）・筑肥線と福岡市地下鉄線の相互間を利用した場合に 10 ポイントのＪＲキューポがたまるサービスは継続します。
報道機関からのお問い合わせ
広報部 TEL：092-474-2541
新型コロナウイルスの感染拡大で鉄道利用が低迷しており、実質的な値上げで収支改善につなげる狙いのようです。スゴカで自動改札機を通ると運賃の1％をポイント還元していた。自由席特急券購入時に特急料金の5％を付与していたサービスも終了するようです。買い物利用時のポイント付与は継続して利用できます。
スゴカは今年3月末現在で約330万枚発行。JR九州の568駅のうち286駅と、北九州モノレール13駅で利用できる。ポイントサービスはスゴカ導入翌年の2010年2月から実施していました。また、旧国鉄時代から販売していた10枚分の料金で11枚つづりの「普通回数乗車券」の販売も6月末で終了するようです。ICカードを巡っては、福岡市の西日本鉄道も2021年3月末で「nimoca（ニモカ）」の乗車ポイント付与サービスを終了していました
