4月15日午後5時過ぎ、東京都新宿区下落合4丁目9−34の目白御留山デュープレックスというマンション地下1階の駐車場で消火設備が作動し、作業員の男性6人が取り残された。1人は自力で脱出したが、4人が死亡し1人が重体となったようです。警視庁は噴霧された二酸化炭素による中毒の可能性があるとみて調べています。
警視庁などによりますと、15日午後5時すぎ、東京 新宿区下落合にあるマンションの地下駐車場で、消火設備の点検中に6人が閉じ込められたということです。
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年4月15日
警視庁や東京消防庁はほかにも取り残された人がいる可能性があるとみて、詳しい状況を調べています。https://t.co/tld0aK41lE#nhk_video pic.twitter.com/PTlV7xOkRr
新宿のマンション
戸塚署や東京消防庁によると、6人はこの日朝から、地下1階の駐車場で老朽化した天井の張り替え作業をしていたようです。作業中に何らかの原因で消火設備が誤作動し、二酸化炭素が充満したとみられています。
目白御留山デュープレックスの賃料
300,000 円 〜 350,000 円
3LDK 〜 3LDK
2003年2月建築
防火扉が閉まり、閉じ込められた可能性もあるといい、署が当時の状況を調べています。現場はJR山手線目白駅の南西約600メートル。西武新宿線下落合駅から北東約400メートルの住宅街です。同様の事故は去年名古屋でもありました。二酸化炭素消火装置のある地下施設における労働安全衛生管理の見直しが早急に必要とみられます
二酸化炭素消火設備
発電機・変圧器・その他これらに類する電気設備が設置されている施設や通信機器室、ボイラー室・乾燥室など多量の火気を使用する施設、自動車の修理・整備工場、駐車場等を防護するのに適しています。この設備は、「電気絶縁性が大きい」「機器等を汚損、腐食、損傷しない」「油火災に対する消火の速効性がある」「消火剤の変質がなく長期間貯蔵ができる」などの特長に加え、「消火薬剤をはじめとする設備コストが他の消火設備に比べて低減できる」ことです。
毎日新聞ではいち早く現場の様子を撮影して11枚の写真を公開しています。
【災害情報:新宿区】
— NET東京(東京災害情報)@東京の『今』が分かる (@Nettokyo911) 2021年4月15日
以下の事象が発生しましたのでお伝えします。
発生日時:4月15日17時頃
発生場所:新宿区下落合4丁目 マンション 地下1階 立体駐車場
内容:消防設備が誤作動を起こし二酸化炭素が充満。作業員6人が取り残され、1人が自力で脱出。5人が救助されうち4人が死亡、1人が重症。