東京証券取引所は東芝に外資系投資ファンド「CVCキャピタル・パートナーズ」が買収提案を受けるとした報道から4月7日午前8時20分から、東芝の売買を停止したと発表した。公開買い付けに関する報道の真偽等の確認のためとしています。東芝の車谷暢昭社長兼最高経営責任者(CEO)は7日朝、英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズなどの買収提案について「提案が来ているのは事実。これから取締役会で議論する」と記者団に語っています
大手電機メーカーの「東芝」が、外資系の投資ファンド「CVCキャピタル・パートナーズ」などから買収の提案を受けていることが明らかになりました。「東芝」は、大株主の別の投資ファンドとの間で対立が続いていて、CVC側は東芝の株式を非公開化したい考えを伝えているものと見られます。
日本人が「投資はギャンブル!」とか言ってる間に、投資に詳しいアメリカ人やイギリス人は割安になった日本株をガンガン買い込み、気付けば日本人は彼らのために働かされる奴隷になっている。もう金融リテラシーのないアホどもは国難だから黙っとけって感じだな。 https://t.co/EzuGLy01Tc
— 黒瀬 深 (@Shin_Kurose) 2021年4月6日
関係者によりますと東芝は外資系の投資ファンド、「CVCキャピタル・パートナーズ」などから買収の提案を受け、7日、取締役会を開いて提案内容について検討を行うということです。東芝を巡っては去年7月の株主総会の運営などを巡って大株主の投資ファンド「エフィッシモ・キャピタル・マネジメント」などと対立が続いています。
東芝に対し、英投資ファンドCVCが2兆円を超す買収提案をすることが分かりました。物言う株主との対立が深刻化しているため、株式を非公開化して経営判断を速めます。https://t.co/WgRpCUExFI
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2021年4月6日
こうした状況の中でCVC側は東芝の株式を大量に取得することで非公開化し、いわゆる“モノ言う株主”など外部からの影響を受けない体制とすることを提案し、東芝からの賛同を得ようというねらいがあるとみられます。ただ、東芝は原子力や防衛関連の事業を手がけているため、実際に買収する場合には外国人投資家が日本の安全保障にとって重要な企業に出資する際の規制強化を盛り込んだ法律に基づいて、国への届け出が必要となり、政府側の対応も焦点となる見通しです。
今朝の散歩。新浦安の高州海浜公園。晴れ。気温10℃、日中は17℃まで。英投資ファンドのCVCキャピタル•パートナーズなどが、東芝に買収提案をすることが4月6日分かったそうです。物言う株主と対立が続いている東芝の株式を非公開化して、経営判断を速めます。買収額は2兆円を超える見通しです。 pic.twitter.com/58Tm0co77o
— 滝澤淳浩 (@URAYASU_JEFFY) 2021年4月6日
東芝の車谷暢昭社長は7日朝、記者団に対して「買収提案はきています。これから取締役会を開いて議論していきます」と述べました