島根県は4月5日、県内の東京オリンピック聖火リレーを実施する方針を固めた。6日に丸山達也知事が上京し、大会組織委員会に伝えるようです。丸山知事は2021年2月、国や東京都の新型コロナウイルス感染防止策を不十分とし、県内でのリレー中止を検討する考えを示していた。
県によると、国の新型コロナ関連の経済対策の動きを考慮し、実施を決めた。ただし、スポンサー関係の参加者を絞るなど、感染対策を実施するとしていますが、オリンピック反対派からは残念な結果だと声が上がっています。
丸山知事は20年秋以降のコロナ第3波の中で、東京都が濃厚接触者や感染経路の調査を縮小したことに対し「都は(五輪を)開く資格がない」などと繰り返し批判。今年2月17日には「現状では五輪開催に反対。聖火リレーにも県としては協力できない」と発言し、その後の国などの対応を見極めて判断する考えを示していました。開催の理由は経済的な効果と県民の為としていますが、180度急変した事態に皆、驚いています
県内の聖火リレーは、5月15日に津和野町をスタートし、同16日に松江市に至るルートで予定されている。
島根県の丸山知事が聖火リレーの矛盾を指摘。マスコミ批判もその通りだと感じます。
— Masahiro Yamamoto⛅映像ディレクター (@masa_rhythm) 2021年4月3日
『外出自粛を求めておきながら、人を集めるイベントを実施している。メディアも報道しないが、全体の車列の状況、多くの人がノベルティを配り、DJが大音量で声かけをしている。整合的に説明できないのではないか』 pic.twitter.com/SxElAgblFy
島根県丸山知事 聖火リレー実施決定も“スポンサー車両なし” #nhk_news https://t.co/lUbRSShqUS
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年4月5日