菅義総理大臣は1月28日未明に、アメリカのバイデン大統領と初めての電話協議をおこないました。バイデン氏の大統領就任後では初めてで両首脳は日米同盟を一層強化しすることを確認しました両首脳は互いに「ヨシ」「ジョー」とファーストネームで呼び合たとのことです
日米首脳電話協議の内容!
「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現に向けて緊密に連携していくことで意見は一致し菅総理大臣のアメリカ行きについては、新型コロナウイルスの感染状況を見極めながら、可能な限り早い時期で調整することを約束しました。
電話協議は約30分間
電話協議は約30分間行われました。首相は冒頭、バイデン氏の大統領就任に祝意を表明しワクチンの供給を含めた新型コロナ対策や気候変動問題といった国際社会の課題について、緊密に協力していくことを確認しました。バイデン氏が4月に開催する温室効果ガスの主要排出国を集めた「気候サミット」に招待すると、首相は「諸事情が許せば参加する方向で検討したい」と応じました。
尖閣諸島問題
バイデン氏は、沖縄県・尖閣諸島が対日防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用対象になると表明した。大統領就任前の2020年11月に実施した菅首相との電話協議でも同様の言及をしていた。両首脳は、米国の日本に対する(核の傘を含む)拡大抑止の提供についても確認。日米豪印のさらなる協力でも一致しました。
北朝鮮問題
北朝鮮の非核化に向けて連携していくことも確認しました。首相は北朝鮮による拉致問題の早期解決に向けて協力を求め、バイデン氏は支持する意向を示しました。
オリンピック開催について
今年夏に予定している東京オリンピック・パラリンピックに関するやり取りはなかったということです。
バイデン氏就任後の電話会議
バイデンシは1月20日就任以来下記の大統領と電話協議をおこなっています
- カナダのトルドー首相
- メキシコのロペスオブラドール大統領
- 英国のジョンソン首相
- フランスのマクロン大統領
- ドイツのメルケル首相
- ロシアのプーチン大統領
- 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長
毎日新聞記事引用