海上保安庁は、3月25日午前7時ごろ北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるものを発射したと発表しました。詳細はまだ明らかになっていませんが、北朝鮮が飛翔体を発射するのは去年7月以来となります。
NHKニュース落下場所
7時6分頃 北朝鮮から発射された弾道ミサイルの可能性がある飛翔体は日本領域 日本の経済的排他水域には着弾しない見込みのためJアラートの発動はありませんでした#Jアラート pic.twitter.com/82MNsK7Qao
— くまはうす (@kumahousecom) 2021年3月24日
【北朝鮮ミサイル】北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されました。続報が入り次第、お知らせします。
— 首相官邸(災害・危機管理情報) (@Kantei_Saigai) 2021年3月24日
政府は、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表しました。
政府は「わが国の領域には飛来せず、排他的経済水域にも落下しないものと推定される」としています。そして、「昨今の北朝鮮による弾道ミサイルなどの度重なる発射はわが国を含む国際社会全体にとっての深刻な課題であり、国民の生命・財産を守り抜くために引き続き、情報の収集、分析警戒監視に全力をあげる」としています。
短距離ミサイル発射理由
アメリカのワシントンポスト紙では、北朝鮮が先週末に複数の短距離ミサイルを発射したと報じています。発射の理由としては、「北朝鮮が米韓軍事演習の実施を非難した後、先週末に複数の短距離ミサイルを発射した」と報じているようです。記事では「ミサイル実験は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記によるアメリカのバイデン大統領に対する最初の直接的な挑戦を意味する」と分析しています。
韓国国防省のコメント
アメリカの複数のメディアが、北朝鮮が先週末、短距離ミサイルを発射したと報じたことについて、韓国国防省は、メディアに対し現段階で確認できることはないとしています。
ABCニュース
【北が先週末ミサイル発射 米紙】https://t.co/0MQ5UszKjW
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2021年3月23日
米ワシントンポスト紙は、北朝鮮が先週末に複数の短距離ミサイルを発射したと報じた。記事では「ミサイル実験は北朝鮮の金正恩総書記によるアメリカのバイデン大統領に対する最初の直接的な挑戦を意味する」と分析している。
また、ABCニュースは、アメリカ政府当局者が北朝鮮が先週末に2発の短距離ミサイルを発射したことを認めたと伝えました。ただ、発射のあった場所や飛距離など詳しいことは伝えられていないほか、これまでのところアメリカ政府は発射の事実を認める正式なコメントは出していません。
北朝鮮 先週末に複数の短距離ミサイルを発射 米メディア報道 #nhk_news https://t.co/yZ1LCQngbg
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年3月23日