本日12月13日午後から菅総理大臣は、首相官邸に関係閣僚を呼んで新型コロナウイルス感染拡大が広がる中GoToトラベルキャンペーンの対象地域を北海道・札幌市と大阪市の延長に加え、東京と愛知・名古屋市を新たに一時停止の対象とする協議を行うことがわかりました。都道府県知事の意見もふまえ、14日夕方に対策本部を開いて、政府の方針を決めることにしています。
現時時点での対象除外地域
- 北海道・札幌市と大阪（12月15日迄停止）
- 東京都 65歳以上の方を含める場合（12月17日迄）
協議内容
GoToトラベルの一時停止について
- 北海道・札幌市と大阪市の一時停止延長（12月25日迄）
- 東京・名古屋市の一時停止（12月25日迄）
東京都内では現在、65歳以上の高齢者や基礎疾患のある人を対象に17日までの自粛を呼びかけていますが、若い人も含めた自粛要請の延長にとどめる案も検討されています。また現時点では一時停止期間を、いずれも12月25日までを想定していますが、感染状況次第で、さらに延長することも検討するとしています。
12月15日時点決定事項
赤羽国土交通大臣発表
- 札幌市、大阪市、名古屋市、東京都を目的とする旅行については、新規の予約は１４日からＧｏＴｏトラベルの適用を一時停止。すでに予約している分については、一定の周知期間を置き、今月２２日から２７日までの間に出発する旅行の予約について適用を一時停止します。
- 札幌市、大阪市、名古屋市、東京都に居住する人の旅行については、新規の予約か既存の予約かを問わず、１４日から２７日までにＧｏＴｏトラベルを利用した旅行を控えるよう呼びかけ（自粛）今月２８日から来月１１日までは、全国全ての旅行についてＧｏＴｏトラベルの適用を一時停止
- ２８日より前に出発する旅行であっても、この期間内の宿泊を含む旅行については、その旅行期間全体をＧｏＴｏトラベルの適用外とする。これらの適用除外や利用自粛要請によるキャンセルは、１４日から今月２４日まで、無料で可能
※国土交通省は15日、観光支援事業「Go To トラベル」の全国一時停止に先立ち、東京都が目的地の旅行割引を停止する期間を18～27日と訂正した
GoToトラベルキャンペーンについて
11日に記者会見を行った西村大臣によると、GoToキャンペーンはステージ3以上の地域では一時停止！をする。 札幌市大阪に対しては15日以降も自粛延長の報告をうけていると発表されました。その他の地域についての判断は12月中旬に決定するとしています
キャンセル料について
GoToトラベルで割引を受けて予約済みの場合で対象の予約が一時停止や除外になった場合はキャンセル料無でキャンセルすることができます。またキャンセルを受けた旅行業社には宿泊料の35％が国から支払われます。すでに支払い済みの旅行代金も返還されますが、返還までの期間は最大で2か月程度かかる場合があります。
12月25日以降の予約
今後感染拡大が広がった場合、一時停止地域は追加されます。現在全国的に感染が拡大してきているので25日以降年末年始に再度緊急事態宣言が発令する可能性もあります。その場合はGoToトラベルは2カ月間全地域で停止しする検討もされています。年末に帰省や旅行を計画されていた方は充分ご注意ください
