予約ポイントより安い金額で食事を繰り返す
GoToイートキャンペーンのポイント付与を使ってポイントを荒稼ぎしている人がいるという投稿がネット上で話題を呼んでいます。話題になっているのは居酒屋チェーンの鳥貴族でネット予約を行って1000ポイントを付与してもらい、298円の商品を1品だけ注文して帰るという方法でポイントを荒稼ぎしているという内容です
1回の食事で673円の利益
1回の食事で1000ポイントか料金を差し引いた673円のポイントがプラスされこれを10回繰り返すことで6730円ポイントが貯まると言う方法です。これを10人の団体で繰り返すと1日で67,300円分のポイントが税金から支払われることになります。
農林水産省の担当者は問題無しとの見解
この使い方について、農林水産省の「Go To Eatキャンペーン準備室」(食料産業局)では、「理論上、問題ない」と回答しているようです。「違法性もなく、理論上はありえることですし、問題ありません。食事券、ポイント付与によって、お店に足を運んでもらう需要喚起につながればと考えています。」とむしろ推奨しているようです
実際の店側の対応
店側としても予約されたお客様に何品以上注文しなければいけないという縛りはできなため、致し方なく対応しているとのこですが、予約サイト経由からの予約の場合は店側が1人につき200円の「送客手数料」を支払わなければならない。そのため実質売り上げは98円しかならず、キャンペーンによる損害は隠し切れない様子です
「トリキの錬金術」は
現在できなくなっています
【追記 10月7日】
鳥貴族は7日対応策として、「席のみの予約」をGo To イートの対象から外しました。今後の新規予約では「トリキ晩餐会 3278 円」「9品コース 2943 円」「5品コース 1635 円」の3つのみが対象となり、1品注文して帰るという「トリキの錬金術」は現在できなくなっています
GoTOイートのポイント付与の仕組み
ポイントの付与は13事業者のオンライン飲食予約サイトを経由し、期間中に予約・来店すると、予約人数につき、ランチ時間帯は500円分の、ディナー時間帯(15時以降)は1000円分のポイントが付与される仕組みになっています。
予約サイト13事業者
ぐるなび、カカクコム、ヤフー、一休、EPARKグルメ、リクルート、フードテックパートナー、スターツ出版、Retty、auコマース&ライフ、USEN Media、Fesbas
コロナ支援のはずが税金がどこへ
コロナで困っている人への支援のはずが税金が一部のひとへ流れていくのは、納得の行かない人も多いのではないでしょうか?出来るだけ利用するかたにキャンペーンの趣旨を理解していただきご利用いただければとおもいます
GoToイートキャンペーン概要
政府は新型コロナウイルスの感染拡大により打撃を受けている観光や飲食業を支援するため、需要喚起策として「Go To キャンペーン」を実施します。「Go To キャンペーン」には、旅行代金の最大半額相当の補助や、飲食店を利用した方へのポイント還元、イベント等のチケット割引などが組み込まれており、全体の事業規模は1兆6794億円です。
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