8月26日アフガニスタンの首都カブールの空港付近でイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」とみられる爆弾攻撃で、アメリカ中央軍(CENTCOM)は、米兵12人が死亡し、15人が負傷したと発表しました。バイデン大統領はこれを受け緊急記者会見をおこないました。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」による自爆攻撃だったとの見方を示し、ISへの報復を宣言した。
President Biden to families of service members killed in attacks near Kabul airport: "My heart aches for you. But I know this: We have a continuing obligation — a sacred obligation — to all of you, families of those heroes. That obligation is not temporary. It lasts forever." pic.twitter.com/csxguYbTnD
— MSNBC (@MSNBC) 2021年8月26日
アフガニスタンの首都カブールの空港付近で起きた爆発により負傷し、病院に搬送される人もいたようです。中央軍のケネス・マッケンジー(Kenneth McKenzie)司令官は、事件では米兵のほかアフガン人の民間人も死傷したと説明しています。カブールからの退避作戦は引き続き「最優先ミッション」であり、「ISがわれわれのミッション達成を妨げることはない」と表明した。
自爆テロは、カブール空港の出入り口のアビーゲートと、空港近くのバロンホテルの2カ所で起きてタリバンと敵対する過激派組織「イスラム国」(IS)戦闘員による自爆テロだとみられています。アビーゲートでは爆発後、複数のIS戦闘員が市民や米軍兵士に向けて銃を乱射したようです。
カブールの国際空港近くの爆発は、現地時間26日夜に起き、アフガニスタンの保健担当相は米CNNの取材に対し、少なくとも60人が死亡し、140人が負傷したようです。バイデン大統領は緊急記者会見をおこないました。