歴史大河漫画「風雲児たち」で知られる漫画家みなもと太郎さんが8月7日、心不全で亡くなっていたそうです。年齢は74歳でした。死因は何だったのでしょうか?病気でしょうか?みなもと太郎さんは昨年から肺がんで闘病中でした。葬儀の喪主は妻静香さんですでに家族で営んだそうです。
京都市出身。1967年にデビュー。79年に連載を始めた「風雲児たち」は、関ケ原の戦いから幕末の動乱へ至る壮大な歴史を、ギャグ漫画のタッチで生き生きと描き、歴史漫画に新しい地平を開いた。2004年に手塚治虫文化賞特別賞、20年に日本漫画家協会賞大賞を受賞。三谷幸喜さんの脚本で18年にテレビドラマ、19年に新作歌舞伎になった。続編「幕末編」を「コミック乱」(リイド社)に連載中だったが、未完に終わった。
作品はほかに「ホモホモ7」「レ・ミゼラブル」など。漫画研究家としても知られ、著書に「お楽しみはこれもなのじゃ 漫画の名セリフ」「マンガの歴史1」などがある。15~20年には手塚治虫文化賞選考委員を務めた。