静岡県裾野市須山二区と十里木周辺で土砂災害で避難指示、8月14日23時05分 裾野市に土砂災害警戒情報が発表されました。市役所から、「土砂災害警戒情報」の発表に伴う【警戒レベル4】避難指示の発令および避難所の開設についてお知らせがでました。
特に須山地区の降水量が非常に多く、土砂災害の危険性が高まっています。市は須山二区と十里木周辺の土砂災害警戒区域に対して【警戒レベル4】避難指示を発令するとともに、須山地区コミュニティセンターに避難所を開設しました。自宅などでの避難が難しい場合は、避難所に避難してください。須山地区以外の市内全域にも、断続的に雨が降り続くと予想されるため、河川の増水や低い土地の浸水、土砂災害には十分に気をつけてください。今後の気象情報には十分ご注意ください。
大雨警報や土砂災害の危険がある場合に発令される避難指示はその地域の人は全員避難しないといけないのでしょうか?自宅内でも安全な場所なら避難とみなされるのでしょうか?避難指示は強制なのか任意なのか、また罰則があるのかなど調べてみました
令和3年5月20日から以前あった避難勧告は廃止になり避難指示に統一されました。内閣府(防災担当)消防庁では避難指示がでてレベル4避難指示になった場合は危険な場所から必ず全員避難が必要としています。また高齢者や障害のある人はレベル3で避難を開始してください
避難指示が出たら
避難指示が出た場合近くの小中学校や公民館に行くことだけが避難ではありません。「避難」とは「難」を「避」けること。下の4つの行動があります。
- 行政が指定した避難場所への立退き避難
- 安全な親戚・知人宅への立退き避難
- 安全なホテル・旅館への立退き避難
- 屋内安全確保
屋外に出ると更に危険がある場合は、必ずしも避難所に行く必要はありません。その場所が本当に安全かハザードマップで以下の「3つの条件」を確認し自宅にいても大丈夫かを確認することが必要です。
①家屋倒壊氾濫想定地域に入っていないこと
②浸水深より居室が高い
③水がひくまで我慢が出来、水食糧などの備えが充分
※土砂災害の危険がある区域では立退き避難が 原則です
上記3点がクリアできればその場で避難とみなされます。また河川の氾濫などは急激に水かさが増す可能性があります。可能な限り早めの避難所への避難を心がけてください
避難指示(緊急) (警戒レベル4)
現在避難指示は発令されていませんが今後雨が強まる場合は早めの避難が必要です