2021年8月13日広島市安佐北区で「緊急安全確保」が発表されました河川など氾濫危険水位を超えて非常に危険な状態にあるとして、「緊急安全確保」を出しました。 土砂災害に警戒が必要です。
避難指示と避難場所はどこでしょうか?気象庁によりますと、日本付近に停滞する前線の活動が活発になっている影響で西日本や東日本の各地で雨雲が発達し、この時間は広島県や九州北部に発達した雨雲が流れ込んでいます。レーダーによる解析では、午前8時半までの3時間に広島市付近でおよそ130ミリの大雨になっているとみられ、気象庁はさきほど午前8時45分に広島市に大雨の特別警報を発表しました。5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる情報です。
大雨警報や土砂災害の危険がある場合に発令される避難指示はその地域の人は全員避難しないといけないのでしょうか?自宅内でも安全な場所なら避難とみなされるのでしょうか?避難指示は強制なのか任意なのか、また罰則があるのかなど調べてみました
令和3年5月20日から以前あった避難勧告は廃止になり避難指示に統一されました。内閣府(防災担当)消防庁では避難指示がでてレベル4避難指示になった場合は危険な場所から必ず全員避難が必要としています。また高齢者や障害のある人はレベル3で避難を開始してください
避難指示が出たら
避難指示が出た場合近くの小中学校や公民館に行くことだけが避難ではありません。「避難」とは「難」を「避」けること。下の4つの行動があります。
- 行政が指定した避難場所への立退き避難
- 安全な親戚・知人宅への立退き避難
- 安全なホテル・旅館への立退き避難
- 屋内安全確保
屋外に出ると更に危険がある場合は、必ずしも避難所に行く必要はありません。その場所が本当に安全かハザードマップで以下の「3つの条件」を確認し自宅にいても大丈夫かを確認することが必要です。
①家屋倒壊氾濫想定地域に入っていないこと
②浸水深より居室が高い
③水がひくまで我慢が出来、水食糧などの備えが充分
※土砂災害の危険がある区域では立退き避難が 原則です
上記3点がクリアできればその場で避難とみなされます。また河川の氾濫などは急激に水かさが増す可能性があります。可能な限り早めの避難所への避難を心がけてください
避難指示(緊急) (警戒レベル5)
広島市安佐北区