愛知県は県は8月2日、部下にパワーハラスメントを繰り返したとして、三河地方の保健所に勤務する課長級の57歳女性職員を減給10分の1(3カ月)にしたと発表しました。この職員の名前は何という名前なのでしょうか?特定されているのでしょうか。水谷景子県監察室長は記者会見で「公務員としてあるまじき非行」として県民の信頼を一日でも早く回復できるよう努めるとしています
愛知県職員の懲戒処分について
1 所 属 保健医療局 地方機関(保健所)2 職 級 課長級
3 年齢・性別 57歳・女性
4 処分内容 減給10分の1 3月
5 処分理由 パワー・ハラスメントを行ったため
(事案の概要)
上記職員は、2021年1月から5月にかけて、複数の部下職員に対して、
威圧的な行為などのパワー・ハラスメントに該当する行為を繰り返し行った。
その結果、同年5月、2名の部下職員を強度の心的ストレスの重積による
精神疾患に罹患させた。
6 処分年月日 2021年7月29日(木曜日)付け
7 関連措置 監督責任として、2021年7月29日に上司2名を「口頭訓戒」とした。
問合せ
愛知県人事局人事課監察室監察・服務グループ
担当 樋江井・水谷
内線:2202・2204 ダイヤルイン:052-954-6032
処分は7月29日付で県がパワハラを理由に懲戒処分をするのは初めてで県によると、女性職員は2021年1月から5月まで、50代の男性職員に対し「さっさとくたばれ!」と言って机を蹴り上げたり、別の50代の男性職員が決裁を依頼した際に「もう来ないでください」と言って目の前で決裁文書を放り投げたりした。男性職員二人は精神疾患となり療養休暇を取っているようです。
この二人とは別の50代男性職員が6月、職場の人間関係を理由に退職するなど、女性職員からパワハラを受けていたとみられる部下は計六人に上る。パワハラがあった期間、保健所は新型コロナウイルスの対応で多忙だったが、県の担当者は「コロナ対応によるストレスがパワハラの主な理由ではない」と説明。保健所の業務に支障は出ていないとしている。
女性職員は六月下旬以降、県の聞き取り要請を繰り返し拒否して7月13日から有給休暇を取得している。