内閣サイバーセキュリティセンターによりますと、23日午前1時すぎから、日本の官公庁や企業でホームページが一時的に表示できなくなるなどの大規模な接続障害が発生しました。一時的に接続ができなくなったのは、東京オリンピックの大会組織委員会や東京都、JR東日本、日本航空、東京電力、富士通、ヨドバシカメラ、など、官公庁や企業の多数のホームページです。
複数のウェブサイトが一時ダウン、米アカマイのシステム不具合で https://t.co/t8CakCXOcC
— ロイター (@ReutersJapan) 2021年7月22日
原因は、ホームページの配信事業などを行うアメリカのIT企業「アカマイ」のネットワークサービスの障害によるもので、徐々に復旧に向かっているということです。「アカマイ」は今回の障害について「サイバー攻撃ではないことは確認できている」としています。アカマイとの関係は現在調査中です。
世界規模のDNS障害が発生中 ~Akamaiを採用の企業に影響か/Akamai社は原因を調査中 https://t.co/gWoFItQroU pic.twitter.com/53O6HSeTF4
— 窓の杜 (@madonomori) 2021年7月22日
「アカマイ」はホームページにアクセスが集中した時に接続できなくなるのを防ぐサービスを提供していて、日本でも官公庁や大企業などが幅広く利用しています。
あーあ。。
— はいじん (@haijin88) 2021年7月22日
なんすか、アカマイ? pic.twitter.com/nWCg3rLgl4
「アカマイ」によりますと、その後、午前2時前にシステムの修正を行い、現在、徐々に復旧に向かっているということで「影響が完全に落ち着くのを確認するまで引き続き監視を行う」としています。