7月10日午前7時30分ごろ宮崎県災害情報ポータルサイトで、宮崎県えびの市を流れる長江川は、柳ヶ本橋観測所で氾濫危険水位を超えています。国土交通省九州地方整備局川内川河川事務所では河川の状況をライブカメラで配信しています。長江川のどのあたりが氾濫しそうなのでしょうか?氾濫場所はどこでしょうか?また大雨の影響で土砂災害の恐れがあるとして、避難指示を発令しました。午前7時時点で避難所は開設しておらず、高い場所への避難を呼びかけています。 高い場所への避難を呼びかけています。
宮崎県カメラ設置場所
- 五ヶ瀬川流域
- 祝子川流域
- 北川流域
- 古江川-浦尻川流域
- 沖田川流域
- 鳴子川-塩見川流域
- 耳川流域
- 石並川-平田川流域
- 小丸川流域
- 一ツ瀬川流域
- 石崎川流域
- 大淀川流域
- 清武川流域
- 加江田川-風田川流域
- 広渡川流域
- 細田・外の浦流域
- 市木川流域
- 宮之浦-本城川流域
- 福島川流域
- 川内川流域
【氾濫危険水位超えの河川も】
— 日テレ【気象・防災】そらジロー (@ntvsorajiro) 2021年7月9日
国交省によると、宮崎県えびの市の川内川水系の長江川では、すでに氾濫危険水位を超えています。
その他の川も、危険度が高まってきています。
これから各地の川の水位はさらに高くなっていきます。
川の氾濫にも十分警戒してください。#大雨 #氾濫 pic.twitter.com/oJgd3KyUiY
大雨警報や土砂災害の危険がある場合に発令される避難指示はその地域の人は全員避難しないといけないのでしょうか?自宅内でも安全な場所なら避難とみなされるのでしょうか?避難指示は強制なのか任意なのか、また罰則があるのかなど調べてみました
令和3年5月20日から以前あった避難勧告は廃止になり避難指示に統一されました。内閣府(防災担当)消防庁では避難指示がでてレベル4避難指示になった場合は危険な場所から必ず全員避難が必要としています。また高齢者や障害のある人はレベル3で避難を開始してください
避難指示が出たら
避難指示が出た場合近くの小中学校や公民館に行くことだけが避難ではありません。「避難」とは「難」を「避」けること。下の4つの行動があります。
- 行政が指定した避難場所への立退き避難
- 安全な親戚・知人宅への立退き避難
- 安全なホテル・旅館への立退き避難
- 屋内安全確保
屋外に出ると更に危険がある場合は、必ずしも避難所に行く必要はありません。その場所が本当に安全かハザードマップで以下の「3つの条件」を確認し自宅にいても大丈夫かを確認することが必要です。
①家屋倒壊氾濫想定地域に入っていないこと
②浸水深より居室が高い
③水がひくまで我慢が出来、水食糧などの備えが充分
※土砂災害の危険がある区域では立退き避難が 原則です
上記3点がクリアできればその場で避難とみなされます。また河川の氾濫などは急激に水かさが増す可能性があります。可能な限り早めの避難所への避難を心がけてください。
今後の雨量の予報!
画面左下の▲ボタンで再生します。今後昼間にかけて雨量が更に増してくる可能性があります。出来る限り外出は控えるようにしてください。