2021年6月5日群馬高崎アリーナで開催された体操全日本種目別選手権第1日で種目別鉄棒の内村航平選手が、スーパースコアで五輪4大会連続出場東京オリンピック代表出場に王手をかけました。予選でH難度「ブレトシュナイダー」を決め、選考会4演技目で初めて完璧な着地も披露しました。現行ルールの世界最高得点となる15・766点をマークし、1位で6日の決勝に駒を進めました。出場枠1枠を争う跳馬の米倉英信選手を選考ポイントでリードして、最終決戦に臨みます。
6月6日（日）
男女決勝競技（前半）11:20〜13:20 ※女子12:40〜
男女決勝競技（後半）14:20〜16:20 ※女子15:40〜
表彰式・代表内定発表 16:20〜
- 男子前半種目 ゆか・あん馬・つり輪
- 男子後半種目 跳馬・平行棒・鉄棒
- 女子前半種目 跳馬・段違い平行棒
- 女子後半種目 平均台・ゆか
速報
男女決勝が行われ、鉄棒の内村航平（ジョイカル）が15・100点で2位になり、東京五輪代表に決まりました。日本協会が作成する世界ランクに応じて与えられる選考ポイントの合計で跳馬の米倉英信選手とと並びましたが、世界ランク4位を超える得点差の合計で上回りました。体操日本で4大会連続の五輪出場は1964年東京大会で日本選手団主将を務めた小野喬以来、史上2人目となります。
雄大な車輪からH難度「ブレトシュナイダー」をキャッチすると、離れ技を全て成功してハイスコアを叩き出しました。4月の全日本選手権からスタートした選考はこの日を含めて計5演技で高難度の技を組み込み、落下すればアウトの五輪レースをミスなく協議を終えました。
東京五輪への道
種目別の個人枠は1。全日本選手権の2回、NHK杯、全日本種目別の予選＆決勝の各演技で、日本協会が作成する世界ランクで1位かつ0.2差以上の得点に40、1位30、2位20、3位10、4位5とポイントを与え、合計1位が代表になる。鉄棒は橋本の決勝次第で現在世界1位の15.000点が変動する可能性がある。団体の枠は4で、既に橋本と萱が決定。残り2人は、今大会を終えてチーム貢献度が高い選手を選ぶようです
