6月5日午後9時ごろ、神奈川県綾瀬市早川1058−1の市道で自転車に乗っていたとみられる高齢の男性が倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。現場には車両の部品の一部とみられるプラスチック片が落ちていたことなどから警察はひき逃げ事件として捜査しています。現場から走り去るバイクの目撃情報や別の20代男性の運転免許証が入った財布が落ちていて、警察は事件との関連を調べています
事故現場
5日午後9時前、綾瀬市早川の市道で、車で通りかかった女性から「道路上に男性が倒れて頭にケガをしている」と消防に通報がありました。警察によりますと、現場の道路の中央付近に自転車とともに男性が倒れていて、男性は病院に運ばれましたが、頭を強く打っていたことからおよそ4時間半後に死亡しました。
男性は所持品などから70代とみられ、警察が身元の確認を進めています。現場では近所の男性が「ドン」という衝突音を聞いたと話しているほか、車両の部品と思われるプラスチック片が残されていたということで、警察はひき逃げ事件として、周辺の防犯カメラの映像を調べるなどして捜査しています。現場は、住宅と畑の間を通る片側1車線の見通しのよい直線道路ですが、夜間は暗く、交通量は少ない場所だということです。
ひき逃げは犯罪です
この事件で事故をおこしたベトナム国籍の26歳の会社員(寺尾中2丁目)が警察に出頭し、逮捕されました。男性はパニックになって逃げてしまったがその後警察に出頭しました。警察は過失運転致傷と救護義務違反で逮捕しました
過失運転致傷罪
過失運転致傷罪はいわば人身事故扱いになれば逃れることはできません。しかし示談になった場合は不起訴になる可能性はあります。実際に人身事故を起こして示談が成立し不起訴のなったケースもあるようです
救護義務違反
交通事故があったときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員は、直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し、道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。となっています。事故を起こしたらその場を離れず、すぐにけが人を保護して警察に連絡しましょう。