愛知県豊橋市で5月13日午前中、市内の高齢者施設で実施した新型コロナウイルスのワクチン接種で、入所者の80代女性に誤って1日に2回接種したとが明らかになりました。今のところ健康被害は確認されていないとのことです。
接種前に本人確認を怠った
豊橋市によると5月13日、施設の食堂で、担当の医師が女性を含む10人に並んでもらい、ワクチン接種を開始しその後、医師が巡回して接種する方法に切り替えましたが、1回目を終えて待機場所にいた女性に再び接種してしまったようです。2回目の前に本人確認をしなかったということです
愛知県豊橋市高齢者施設はどこ
豊橋市では4月23日から市内の高齢者施設やその職員9700人に対して新型コロナワクチンの接種を開始しました。今回の高齢施設についてはどこの施設なのかは公開されていません。高齢者などで接種の内容や回数など把握していない方もおとり、医師から接種をされれば、疑う余地のない方も多くいらっしゃると思われます。
北九州でも接種ミス
男性に空気を注射！北九州市戸畑区集団接種会場でワクチンが入っていない注射器使用
5月13日、北九州市戸畑区浅生二丁目１- １の北九州市戸畑区集団接種会場（浅生スポーツセンター）で新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け集団接種でワクチンが入っていない注射器を刺す注射ミスがありました。男性に空気を注射と話題になっています。
北九州市によると、戸畑区の会場では、看護師がワクチンが入っていない注射器を男性に誤って刺し、空気０・３ミリ・リットルを注射しました。ワクチンが入った注射器を接種ブースに運ぶ際、ワクチンが補充されていない注射器１本が混じっていたという。看護師がその場で気づき、その後、改めてワクチンを接種した。男性の体調に問題はないということです。
また門司区の接種会場で5月12日の一般高齢者の接種が終わった午後８時頃、担当者が余ったワクチン４回分を保健所に運ぼうとした際、会場内に置いていたワクチンがないことに気づいた。廃棄された可能性もあるといい、調べています。北九州市の北橋健治市長は１３日の定例記者会見で「貴重なワクチンを無駄にして申し訳ない。ワクチンが入っていない注射を受けた人にもおわびしたい」と謝罪しました。
福岡では同じ注射器を2度使用したミス
5月11日、福岡県糟屋郡宇美町の高齢者施設で行われたワクチン接種で、使用済みの注射針を別の入所者に誤って使用したことがわかりました。担当した看護師は、刺してすぐに空であると気づいて針を抜き、消毒などの処置をしました。女性への健康被害は確認されていませんでした。
