5月9日、サッカーの浦和レッズが今夏の新戦力として、フランス1部マルセイユの日本代表DF酒井宏樹31歳を今年3月に獲得オファーを出したこと分かりました。酒井選手はマルセイユとの契約を残すため、実現すれば移籍金が発生しますが、柏からドイツに移籍した2012年夏以来、9年ぶりのJリーグ復帰となります。森保ジャパン不動の右サイドバックが母国から、オーバーエージ枠での招集が有力視される今夏の東京オリンピックA代表での来年のカタールW杯出場を目指します。
酒井宏樹 浦和が今夏獲得へ正式オファー。複数の関係者によると、浦和は昨年から酒井の獲得を目指し、今年3月に正式オファーを出した。完全移籍に向けた交渉は、大筋で合意しているという。https://t.co/LRPxe7ACqZ
— アルベルト島野 (@Albelt_Shimano) 2021年5月9日
酒井宏樹獲得かー!マルセイユ出るなら日本でプレーしたいとは言ってたけど、まさかの浦和。
— 鯛木 (@taitaitaiK) 2021年5月9日
柏は移籍金が厳しいのだろうな。
夏に向けて更に調子を上げていけば楽しみしかない。
酒井選手を巡っては、昨夏に神戸が獲得に動くなど複数のJクラブとの争奪戦となっていた。移籍が実現すれば、柏からドイツ1部・ハノーバーに完全移籍した2012年7月以来、9年ぶりのJリーグ復帰となります。浦和では今季開幕前の1月末、U―24日本代表DF橋岡大樹が海外移籍。右SBやセンターバックを高いレベルでプレーできる酒井の獲得を本格化させた。マルセイユで左右のSBやCBなど複数ポジションをこなす酒井の加入は、4バックと3バックの併用を見据えるリカルド・ロドリゲス監督(47)の戦術では貴重な戦力となるとみられます。
今年で西選手が34歳、酒井宏樹選手が31歳ですよね。酒井選手の魅力は右SBこそ一番発揮できるかと。西選手は中央や前でも使えるとして、今のポジション(右SB)から彼が試合を作っていると言っても過言ではない中でどうするのやら。山中、酒井宏樹の両SBが浦和で見れるとは某クラブには複雑ですね~
— バーチャル事案おじさん (@jean_ojisan) 2021年5月9日
酒井選手は代名詞の高速クロスや攻守でハードワークできる運動量を生かし、日本代表では2度のW杯に出場。海外で計9シーズンをプレーし、昨年10月には欧州チャンピオンズリーグに初出場と豊富な経験を誇る。今季もフランス1部で28試合に出場と主力を担うが、近年は「自分のキャリアを日本に還元したい」との思いからJ復帰を望んでいました。
東京オリンピックではサンプドリアDF吉田麻也32歳、シュツットガルトMF遠藤航28歳とともに、OAの最有力候補に挙がる。五輪は所属クラブに派遣義務がなく、招集には交渉が必要。新型コロナウイルスの感染拡大で派遣に慎重となる海外クラブもある中、Jクラブへの移籍により、オリンピック代表の招集へ追い風となりそうです。
酒井宏樹
1990年4月12日、千葉県出身。31歳。柏の下部組織を経て、2009年にトップチーム昇格。11年のJ1優勝に貢献。12年7月、ドイツ・ハノーバーに完全移籍。16年夏にフランス・マルセイユへ完全移籍し、昨年10月に欧州チャンピオンズリーグ初出場。U―23日本代表として12年ロンドン五輪に出場。A代表は11年デビューし、W杯は14年ブラジル、18年ロシアと2大会連続出場。A代表通算64試合1得点。183センチ、70キロ。