静岡県浜松市は、市内の放課後児童会で発生した新型コロナウイルスのクラスターで、感染が確認されていた児童や職員合わせて10人にイギリスで広がる変異ウイルス(変異株クラスター)が確認されたと発表しました。3月5日から8日にかけ職員3人が陽性と確認されたため、放課後児童会を利用する児童41人が検査を受けたところ、1年生3人、2年生4人のあわせて7人が陽性と判明しました。10人はいずれも軽症か、無症状で、今後も健康観察を続けていくといています
- 泉小学校放課後児童会 定員:80人
- 佐藤小学校放課後児童会 定員:50人
- 与進小学校放課後児童会 定員:80人
- 芳川小学校放課後児童会 定員:80人
- 北浜小学校放課後児童会 定員:80人
感染経路は職員からか児童からかわかっていません。浜松市はこの放課後児童会を当面の間、休みとしたほか、放課後児童会が小学校の校舎内にあるため、この学校も、17日と18日臨時休校にすることを決めました。また19日に行われる予定の卒業式も中止としました
浜松市によりますと、このうち今月9日と10日に感染が確認された児童や職員など合わせて10人にイギリスで広がる変異ウイルスの感染が確認されたということです。10人はいずれも渡航歴はないということです。市はクラスターが発生した場合、すべての検体について変異株かどうかを把握するための検査を行っていて、今回の10人は陽性の疑いがあったため、国立感染症研究所にゲノム解析を依頼していました。