全国初、日本航空、福岡空港の地上スタッフさん17名が元日から1月11日にかけて福岡県の宗像大社で奉仕活動をおこないます。新型コロナウイルスの影響で空港業務が減ったため、日本航空では宗像市と包括連携協定を結んでいることから、お正月に人手が不足する宗像大社へスタッフを派遣し、巫女として奉仕する活動を全国で初めて行います。
職員約100人から応募
日本航空が社内で募集したところ職員約100人から応募があり、元日から11日まで交代で参拝客を迎えます。今月21日よりスタッフは巫女として奉仕するための研修がはじまりました。宗像大社は、日本神話に登場する日本最古の神社の一つで、御祭神は、天照大神の三女神で、沖津宮、中津宮、辺津宮にそれぞれ祀られ、この三宮を総称して、宗像大社といいます。
福岡県宗像市にある宗像大社
福岡県宗像市にある宗像大社で巫女装束に身を包み研修を受けているのは、福岡空港で働く日本航空の地上スタッフ１７人です。宗像大社は新年、新型コロナ感染対策で授与所を増やして参拝者を迎えるため、人手の確保が急務に。コロナで業務が減っていたJALが手助けを申し出たいうことです。日本航空のスタッフは２１日に作法などを学んだあと、実際に業務を体験します。権禰宜（ごんねぎ）の長友貞治さんは「職員の皆様は接客のプロで大変心強い。こちらも学ぶ姿勢で臨みたい」。研修に参加した入社1年目の立山佳奈さんは「日頃の接客を生かせればと思います」。日本航空は「今後もこうした異業種交流を通し、その経験を空の旅の質の向上につなげたい」としています。
福岡県宗像市田島 2331 (〒811-3505)
電話 0940-62-1311 FAX 0940-62-1315
