村上市によりますと4日午前10時現在、小岩内集落で裏山が崩れ、住宅1棟が全壊、住民1人がけがをして救急搬送されています。けがの程度などはわかっていません。そのほか住宅4棟が半壊しているということです。
8月4日午前3時30分に新潟県村上市荒川地域 神林地域全域で対象世帯は1万3720世帯、対象人数は4万297人に「緊急安全確保」を発表しました。「緊急安全確保」は、5段階の警戒レベルのうち、危険度が最も高い「レベル5」です。
緊急安全確保が出たのは、下記の村上市の一部です
対象世帯は1万3720世帯で、対象人数は4万297人が対象です
【緊急安全確保】
- 荒川地域…全域
- 神林地域…全域
【避難指示】
村上地域…庄内町、久保多町、片町、上片町、加賀町、泉町、塩町、肴町、大欠、幸町、若葉町、杉原、石原、西興屋、岩ケ崎、大月、野潟、間島、柏尾、吉浦、早川、馬下
朝日地域…全域
山北地域…全域
※この他の地域にお住まいの方で、不安な方は迷わず避難をお願いします。
開設する避難所
村上地域…旧上海府小学校、村上小学校、村上南小学校、村上中等教育学校、山辺里小学校
荒川地域…荒川地区公民館、荒川中学校
神林地域…旧砂山小学校、神林中学校
朝日地域…村上市総合文化会館、朝日さくら小学校
山北地域…山北ゆり花会館、さんぽく会館、山北総合体育館
通行止め
国道7号(大須戸~府屋地先)
国道345号(馬下~勝木間)
市道小揚新屋線(一部箇所)
市道十川1428号線
県道北中府屋停車場線
県道山熊田府屋停車場線
県道山北関川線
県道山北朝日線(越沢~蒲萄)
県道山北朝日線(羽下渕)
県道高根村上線(北大平~高根)
県道関口早稲田線
市道荒沢北大平線
市道平林小岩内線(川部地内)
国道113号十文字交差点
断水
山北地域…寒川、脇川、芦谷、桑川、浜新保、笹川
停電
神林地域…葛籠山、川部、小岩内
朝日地域…荒沢、大須戸、小須戸、猿沢の一部、塩野町、関口の一部、十川の一部、蒲萄、松岡、早稲田の一部
山北地域…荒川、荒川口、大毎、大沢、大代、小俣、北黒川、北中、中継、中津原、朴平、山熊田
8月3日午後5時30分頃や気象庁は新潟県下越と山形県置賜で線状降水帯が確認されたとして「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。低気圧の影響で新潟県や東北に発達した雨雲が流れ込み新潟県や東北では3日夜にかけて非常に激しい雨のおそれがあり、土砂災害や川の氾濫などに厳重に警戒してください。
これまでの大雨で新潟県と山形県、福島県、青森県、それに岩手県では土砂災害の危険性が非常に高まり土砂災害警戒情報が出されている地域があるほか、青森県と岩手県では氾濫の危険性が非常に高い「氾濫危険水位」を超えている川があります。
岩手県一戸町で馬淵川が氾濫し、周辺の住宅地で浸水被害が発生しました。そのほかにも多くの河川が増水、氾濫しており、14時15分の時点で青森県岩木川水系・平川上流には氾濫危険情報が発表されています。ただちに命を守る行動をとってください。絶対に川に近づかないで下さい。ライブカメラ映像
【氾濫危険情報】
— ウェザーニュース (@wni_jp) 2022年8月3日
青森県の青森県の馬淵川(まべちがわ)が増水し、氾濫危険情報【警戒レベル4相当】が発表されました。
雨がやんだあとさらに水位が上昇するおそれがあるため、川の様子を見に行ったりしないようにしてください。https://t.co/F4591wC8bk pic.twitter.com/DVlsVfzjzD
三戸やばい
— キャン⛺️釣り🎣まさば🐟 (@turimasu_msy) 2022年8月3日
馬淵川そろそろ氾濫しそう pic.twitter.com/LzOKXhHvGS
【秋田でも氾濫危険水位越えに!】
— 日テレ【気象・防災】そらジロー (@ntvsorajiro) 2022年8月3日
国交省の川の防災によると、秋田県大館市白沢字白沢の米代川水系下内川白沢で氾濫危険水位を超えて、水位が上昇中です。
川に近づかないでください。#大雨 #氾濫 pic.twitter.com/n7YQjifrVe
秋田県大館市白沢にある付近の「下内川(しもないがわ)」です。画像1枚目が現在、画像2枚目が通常時の様子です。
— ライブカメラDB (@livecam_db) 2022年8月3日
【氾濫危険水位】下内川白沢ライブカメラ(秋田県大館市白沢)https://t.co/9COwvfCOVC#氾濫危険水位 #下内川 #ライブカメラ pic.twitter.com/AfFtHR5fi4
避難指示が出たら
避難指示が出た場合近くの小中学校や公民館に行くことだけが避難ではありません。「避難」とは「難」を「避」けること。下の4つの行動があります。
- 行政が指定した避難場所への立退き避難
- 安全な親戚・知人宅への立退き避難
- 安全なホテル・旅館への立退き避難
- 屋内安全確保
屋外に出ると更に危険がある場合は、必ずしも避難所に行く必要はありません。その場所が本当に安全かハザードマップで以下の「3つの条件」を確認し自宅にいても大丈夫かを確認することが必要です。
①家屋倒壊氾濫想定地域に入っていないこと
②浸水深より居室が高い
③水がひくまで我慢が出来、水食糧などの備えが充分
※土砂災害の危険がある区域では立退き避難が 原則です
上記3点がクリアできればその場で避難とみなされます。また河川の氾濫などは急激に水かさが増す可能性があります。可能な限り早めの避難所への避難を心がけてください。
今後の雨量の予報!
画面左下の▲ボタンで再生します。今後昼間にかけて雨量が更に増してくる可能性があります。出来る限り外出は控えるようにしてください。